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桐谷健太“栗山”、黎架“真澄”を守り、自身も救われた様子に安堵「栗山さんに幸あれ!」の声<Qrosの女 最終回>

  • 2024.12.10
「Qrosの女 スクープという名の狂気」最終話より (C)「Qrosの⼥」製作委員会
「Qrosの女 スクープという名の狂気」最終話より (C)「Qrosの⼥」製作委員会

【写真】口を大きく開けて、狂気的に大笑いする藤井(増子敦貴)

桐谷健太が主演を務めるドラマプレミア23「Qrosの女 スクープという名の狂気」(毎週月曜夜11:06ー11:55、テレ東系/Lemino・TVerにて配信)の最終話が12月9日に放送された。栗山(桐谷)が真澄(黎架)を守ることに成功するようすが描かれ、安堵感が胸に広がった。SNSでは「SNS時代にいるからこその生きづらさを表現したドラマだった」「栗山さんに幸あれ!」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

芸能界の闇を炙り出すゴシップエンターテインメント

同ドラマは、誉田哲也が新境地に挑みつづった、「芸能界」と「週刊誌」を舞台にした長編同名小説が原作。話題のCM美女「Qros(キュロス)の女」の正体を巡って、芸能界、週刊誌業界だけでなく一般人までも巻き込んだミステリーとサスペンスが入り混じるゴシップエンターテインメント。

「世の中が求めるネタを提供しているだけだ」と言いながらあらゆる芸能人の“真実”を暴き、部数を上げていく「週刊キンダイ」所属のスクープを連発する敏腕記者・栗山孝治が、ある謎の女性「Qrosの女」との出会いをきっかけに、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく姿を描く。

栗山とタッグを組む若手記者・矢口慶太を影山拓也(IMP.)が、「週刊キンダイ」の編集長・林田彰吾を岡部たかしが、栗山と因縁がある謎のブラックジャーナリスト・園田芳美を哀川翔が、栗山の妹・栗山志穂を田村保乃(櫻坂46)が演じる。

また、謎の美女「Qrosの女」とCMで共演し、話題となった人気俳優・藤井涼介役を増子敦貴(GENIC)が、“Qros”のCMに出演する人気俳優・福永瑛莉役をなえなのが、格闘家・近藤サトル役を三浦孝太が、能界を引退後、消息不明となっている元俳優・遠藤亜矢(久岡リナ)役を川島海荷が、話題のCM美女「Qrosの女」役を黎架が務める。

栗山はついに藤井の事務所社長・石上と対峙

「週刊キンダイ」の敏腕記者・栗山孝治は元政治班の若手記者・矢口慶太を従え、スクープを求めて取材にあたる日々を送っている。

アキヤマの正体が「Qros」のCMで真澄と共演した俳優・藤井だったことが判明。群衆に狙われた真澄を守るため、矢口、園田と共に奔走する栗山は、ついに藤井の事務所社長・石上(小野武彦)と対峙する。

栗山「うそでもいいから自分の書いた記事で誰かを救いたいなぁって」

栗山は石上に、藤井の記事を出さない代わりに、Qrosの女と瓜二つのニューハーフキャバクラ嬢・ミク(黎架/二役)を事務所からQrosの女として本格的にデビューさせないかと持ちかけて交渉。後日、ミクは芸能界デビューする。

栗山はIT企業に就職した真澄に会う。真澄は栗山に礼を言い、栗山は「一般人の人生、謳歌しろよ」と告げる。

自宅で志穂が栗山を心配していたことを話すと、栗山は「俺みたいなクソでも、いっぺんくらいうそでもいいから自分の書いた記事で誰かを救いたいなぁって。それが巡り巡って自分の贖罪になればいいなって…」と言う。

すると、志穂は「なったんじゃない?だって最近お兄ちゃん吐かなくなったじゃん。あれ?お気付きでなかった?これはまた余計なことを申しました、失敬!」とおどけてみせるのだった。

救うことで栗山自身も救われたように感じられる最終話で、安堵感が胸に広がった。SNSでは「SNS時代にいるからこその生きづらさを表現したドラマだった」「面白くて切なくてでも最高のドラマだった」「色々考える事もあり最後までとても面白かった」「栗山さんに幸あれ!」とコメントが寄せられた。

◆構成・文=牧島史佳

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