アリックス・D ・レイニス、パフュームキャンドルのうつわの新たな美しさ。

白い磁器のきれいなうつわでおなじみのアリックス・D・レイニス。パフュームキャンドルもこれまで磁器のタンバルに収められていたけれど、11月半ばに容器が一新された。もともと彫刻家だったアリックスが、彫刻の美しさと日常を結びつけた品の提案を求めて創設したブランドという原点に戻りたいと願ったことからだ。

キャンドルのうつわのフォルムを彼女は歴史を辿って探り、その結果2つの容器が生まれた。ひとつはメディシスと呼ばれる16世紀に生まれた庭園用の植木鉢から、もうひとつは19世紀にセーブルの王立陶磁器製作所でナポレオン1世のためにつくられたカップからインスピレーションを得ている。

どちらも使い終わったら、花器、カップとして日常的に活用できるものだ。別売りの優美な蓋があるので、それによってジャーのような使い方もできる。新しく生まれたバラとサンタルが優しく芳しいRosaを含めて香りは6種。南仏グラースのパフューマーが創香しているオリジナルだ。美しく香る毎日。その後は実用の喜びもあり、また目も楽しませてくれて......。

Alix D. Reynis

22, rue Jacob 75006 Paris

営）11:00～19:00

www.alixdreynis.com@alix.d.reynis