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長男の嫁「どうせ帰らないでしょ」発言に凍りつく親族! 施設に入所した【祖父の家】をめぐる悲劇

  • 2024.12.10

親族にとって愛着のあった大きな家は、住んでいる長男の妻にとっては建て替えたい家でしかなかった。祖父の施設入所のタイミングで、家は見る影もなく変わってしまって……。そんな話を友人が聞かせてくれました。

画像: 長男の嫁「どうせ帰らないでしょ」発言に凍りつく親族! 施設に入所した【祖父の家】をめぐる悲劇

生涯現役の祖父、92歳で施設入所へ

私の祖父は自営で仕事をしていて、まさに「生涯現役!」といった自慢の祖父。

その祖父が92歳のときに転倒して骨折、入院をすることになり、そのまま施設に入所しました。祖父に会いにいこうとするも「孫」という立場は面会が難しく、窓越しに顔を見るくらいしかできませんでした。

祖父は、長男夫婦と孫たちと暮らしていました。古くはあるものの、とても大きく立派な家でした。同居する長男の妻は、古い今の家が嫌いで、ずっと建て替えを望んでいました。でも祖父は「自分の建てた家だから」と建て替えには応じず、そのまま過ごしていたのです。

祖父不在中の独断建て替え! 消えゆく思い出の家

しかし、祖父が施設に入所したことをきっかけに、長男の妻は独断でその家を壊し、建て替え、平屋を建ててしまったのです。

祖父が何十年も大事にしてきた家でしたが、あっけなく壊され、私たち親族はみな寂しがりました。私にとっては大好きなおじいちゃん、おばあちゃんの家がなくなり、母にとっては、自分の生家がなくなってしまったのですから。

祖父は施設に入所している間も家のことを心配し、最後まで自分の家に帰りたがっていました。でもそれは叶わず、そのまま施設で亡くなりました。祖父は、自分の家が平屋に建て替えられてしまったことを知りません。

衝撃の一言! 親族を驚かせた無神経な発言

ある日、祖父が亡くなって親族で集まる機会がありました。その場で長男の妻は、

「どうせ帰ってこないと思ってたから! 建て替えできてよかったわ」

と、あっけらかんと言い放ったのです。

私を含め、親族一同ドン引きの瞬間でした。祖父の家がなくなってしまった今、だれも寄り付かない新築の家となりました。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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