10月12日放送のTBS系列『サタデープラス』では、コーヒーショップや洋菓子チェーンなどの「モンブラン」12種類を“ひたすら試して“ランキングづけしていました。見事、第1位に輝いたのが、シャトレーゼの「国産和栗のモンブラン」。審査した人気パティシエは「甘さOK、食感OK、栗の味も最高」と満点評価をつけ、その圧倒的なおいしさに脱帽した様子でしたよ。プロをうならせるモンブラン、わたしも食べてみることに♪
サタプラ「ひたすら試してランキング」のモンブラン第1位は?
世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証してランキングする、TBS系列『サタデープラス』の人気コーナー「ひたすら試してランキング」。2024年10月12日の放送では、コーヒーショップや洋菓子チェーンなどで販売されている「モンブラン」12種類を食べ比べて、ランキングしていました。
審査したのは、毎日放送(MBS)の清水麻椰アナウンサーと、大阪の行列店「Masahiko Ozumi Paris」のオーナーパティシエ、小住匡彦さん。小住さんは、28歳という若さでパリのミシュラン星付きレストランのスーシェフ(副料理長)に抜擢されたパティシエ界のエリート。毛糸で編んだような網目模様が特徴の、大人気の「Zabutonモンブラン」を生み出した人物です。モンブランを作るために、マロンクリームだけでも日本と海外で100種類以上味見したという“モンブランのスペシャリスト“だそう。
そんなモンブランのスペシャリストを、「さすがです」とうならせた第1位のモンブランが、こちら。
シャトレーゼの「国産和栗のモンブラン」。
画像出典:シャトレーゼ公式HP 「国産和栗のモンブラン」税込594円
評価項目は、「コストパフォーマンス」「全体の味」「生地だけの味」「マロンクリームだけの味」「全体に占めるマロンの割合」の5項目。各項目を10点満点とし、50点満点で採点します。
このシャトレーゼの「国産和栗のモンブラン」は、コスパの8点以外、全て10点満点!総合得点48点という、圧倒的な評価を得ました。
シャトレーゼによると、この「国産和栗のモンブラン」は、“和栗を味わい尽くせる贅沢なモンブラン“であり、和栗のおいしさを最大限に生かすにはどうすればいいか?ということだけを考えて、作ったそうです。
価格は税込594円と、お財布にやさしいケーキを取り揃えるシャトレーゼにあっては、けっこうお高め。
ですが、商品説明を見ると、その“お高め“の価格設定も納得。こだわりがすごいんです。
画像出典:シャトレーゼ公式HP シャトレーゼ「国産和栗のモンブラン」税込594円
「国産和栗のモンブラン」の中身は、下からダコワーズ(アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子)→ホワイトチョコレート→国産和栗のペーストを使用した和栗バタークリーム→栗の甘露煮→ブランデーをアクセントに加えたホイップクリーム→濃厚でなめらかな和栗クリーム…と、こだわり満載の6層仕立て!
画像出典:シャトレーゼ公式HP
和栗クリーム、和栗バタークリーム、ブランデー入りホイップクリームと、クリームを3種類も使っているとは、すごい。また、クリームには豊かな風味と濃厚な甘味が特徴の、シャトレーゼこだわりの国産和栗ペーストを使用しているとのこと。
評価項目で「全体に占めるマロンの割合」が10点満点でしたが、審査した12種類のマロンの割合の平均が53%のところ、「国産和栗のモンブラン」は、71%だったそうです。
7割以上が栗ってすごい。“ほぼ栗“じゃん(笑)。
ちなみに、このモンブランは注意事項付きで「洋酒が入っていますので、お子様やアルコールに弱い方はご遠慮ください」とのことです。
では、シャトレーゼこだわりのモンブラン、「国産和栗のモンブラン」を食べてみましょう!
第1位!シャトレーゼ「国産和栗のモンブラン」を食べてみた!
箱から出したときの第一印象は、「ズシリと重い」でした。
ちなみに、計量してみると約123g。他のケーキと比べて重いのか軽いのかはわかりませんが、わたしは重いように感じました
外側の和栗クリームは、こんな感じ。
お行儀が悪いですが、クンクンしてみると、栗の香りがほんのりしました。
半分に切ってみると、こんな感じ。
きれいに切れなかったけど…(苦笑)。
では、いただきます!
うんまっ!!!
ふっくらしたブランデー入りのホイップクリームと、「栗そのものか!」というくらい濃厚な味わいのねっとりした和栗クリーム。そして、コクがありつつ口溶けのいい和栗バタークリーム、さらに、ホワイトチョコレートのコクのある甘味が混ざり合ったとき、最高においしいです。
ふわっとしたクリームと和栗の濃厚な風味を感じる、ねっとりしたクリームの調和が、とっても魅惑的。たま~に感じる、栗の甘露煮のプチッとした食感もいい感じ。
「和栗のおいしさを最大限に生かす」ことに、とことんこだわっただけのことはある!和栗の濃厚な甘味と香りがしっかり感じられる、モンブランです。
「洋酒が入っていますので、お子様やアルコールに弱い方はご遠慮ください」との注意書きがありましたが、ブランデーの風味はするものの、そこまで強くは感じません。
一番下に鎮座するのが、タルトやスポンジではなく、ダコワーズ(ダックワーズ)なところも◎。ダコワーズは、アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子だそうで、ふっくらしたホイップクリームとともに、軽やかな食感を生み出してくれます。
番組でも、ダコワーズのサクサク食感とアーモンドの香りがアクセントになり、栗の風味を引き立ててくれると評価していました。
清水アナは試食するや否や、「これはもう別格」と大絶賛。小住さんは「甘さOK、食感OK、栗の味も最高です」と称賛し、「全体の味」でも満点評価をつけました。
また、小住さんは、「モンブランは甘酸っぱいフルーツとの相性がいい」と、ラズベリージャムを“ちょい足し“して味変することをおすすめしていたので、やってみることに。
わが家にラズベリージャムはありませんが、イチゴとカシスとラズベリーのミックスジャムがあったので、ちょい足しして食べてみると、これまた美味。
酸味がちょっと加わり、栗の風味を消すことなく、濃厚な甘味が少しすっきりしました。実は、半分くらい食べたあたりで、「けっこう甘い」と感じるようになっていたので、この味変はよかったです。
サタプラの「ひたすら試してランキング」で第1位に輝いた、シャトレーゼの「国産和栗のモンブラン」。モンブランのスペシャリストであるパティシエが大絶賛するほど、甘さ・食感・栗の味のバランスが取れた逸品でした。試してみてはいかがでしょう。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
※洋酒が入っていますので、子どもやアルコールに弱い方はご注意ください。
<参考文献>
WEB
『シャトレーゼ〜国産和栗のモンブラン〜』
https://www.chateraise.co.jp/ec/g/g2264560/