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【SOTO】新富士バーナーの2025年新製品情報解禁!

  • 2024.12.10

先日行われた新富士バーナーのアウトドアブランド「SOTO」2025年新製品内覧会へ行ってきました!新富士バーナーは、2大会連続でスポーツの世界大会でトーチ制作に携わった信頼ある炎の総合メーカー。今回も注目すべき、ストーブが登場していたので紹介します。

【SOTO】新富士バーナーの2025年新製品情報解禁!
2025年SOTO新製品内覧会

山岳シーンに対応するCB缶を使用したストーブが登場

その名称は「Vapor Trail(ベイパートレイル)(仮)・ST‐331」

従来のCB缶より耐久性のある容器(ボンベ)と寒い雪山でも使用できるガスの配合を採用し、従来のOD缶と同等の圧力を実現させたCB TOUGH 125(ST-711)とCB TOUGH 220(ST-712)が2024年に発売され、これまで登山にはOD缶という認識を一変させたSOTOが今年は、このCB缶にも適した液出し分離型ストーブを開発し、発表した。

【SOTO】新富士バーナーの2025年新製品情報解禁!
「Vapor Trail(ベイパートレイル)(仮)・ST‐331」

前出のようにCB TOUGH 125(ST-711)とCB TOUGH 220(ST-712)と合わせて使用することで寒さにも強く、低重心の分離型は不整地でも安定するため山岳シーンで活躍するモデルと言えそうだ。さらに重量は約170グラム、収納時のサイズは高さ約94ミリ、横約75ミリサイズになるというところもありがたい。

燃焼構造は、ジェネレーターを有する液出し燃料構造で、ドロップダウンによる火力低下が起こりにくく、安定した火力をキープ。また燃焼器具で破損しやすいといわれるイグナイターを排除しており、故障のリスクが軽減されている。

高いガススペックが必要ない環境であれば、安価なCB缶を使用することができ、コストパフォーマンスが高い。ボンベの種類を使い分けるだけで、山岳だけでなく軽登山やキャンプでも使いやすく、あらゆるシーンにマッチしてくれる。まさに「これ一台ですべてこなせる」というアイテムになるのではないだろうか。

5つの特徴

1. CB缶ではまだ少ない液出し燃焼構造を採用

2. 安定感の高い分離型は山岳シーンでも活躍

3. 重量も収納もコンパクト・分離型ストーブの最軽量モデル(SOTO製品比較)

4. CB缶使用でコストパフォーマンスがいい

5. イグナイターを排除し、故障のリスクを軽減

液出し燃焼構造とは・・・

上の写真のようにボンベ内のガス成分、ブタンとプロパンは通常混ざり合っている状態にあるが、気化出し燃焼構造の場合にはガスの排出口が上部にあり、気化したガスが燃焼部に供給されるため、ドロップダウンが発生することで、火力が低下してしまう。液出し燃焼構造の場合は、ガスの排出口を下部に配置することで、液体のガスをバーナーに供給し、ジェネレーターで気化させることで燃焼させている。そのためボンベ内でドロップダウンが発生せずに最後まで使い切れる=火力低下がおきにくい仕組みだ。

CB缶は外気温の影響を受けやすい特徴もあり、寒い場所では点火直後の火力が弱くなることがある。火力が弱いため加熱されるまでの時間が長くなるが使用には問題ない。気になる場合は、事前に懐などでボンベを温めておくなど改善できる。

いかがでしたか?

発売は2025年5月予定です。今すぐほしいという人も、店頭で見てみたいという人も、発売まで今しばらくお待ちください。

※仕様は変更になる可能性があります。

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