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『民王R』最終回 “泰山”遠藤憲一、解散総選挙に打って出る中、入れ替わりテロは思いもよらぬ方向へ

  • 2024.12.10
『民王R』最終回より (C)テレビ朝日 width=
『民王R』最終回より (C)テレビ朝日

遠藤憲一が主演を務めるドラマ『民王R(たみおうあーる)』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)の最終回が10日の今夜放送される。

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本作は、2015年7月期に遠藤と菅田将暉のダブル主演で放送された『民王』の続編。池井戸が2010年に発表した同名小説をドラマ化した前作は、現職総理大臣と息子の心と体が入れ替わるという珍事をコミカルに活写。今回の続編では政界引退を控えていた武藤泰山(遠藤)に、再び総理の打診が舞い込むところから物語がスタートする。

■最終回あらすじ

ついに動き出した民政党のドン・二木正一(岸部一徳)。民政党を離党して新党「本家民政党」を立ち上げ、泰山率いる武藤内閣に不信任案を突きつけた。本家民政党は民政党の4割の議員を取り込み、さらに二木はスキャンダルで切り捨てかけた白鳥翼(溝端淳平)をも仲間に引き入れようとしていた。

このままでは不信任案が可決され、内閣総辞職か解散総選挙を選ぶことになる泰山。しかし泰山は官房長官の狩屋(金田明夫)や書生の田中丸(大橋和也)らに「国民を信じる」と宣言し、解散総選挙に打って出ることを決めるのだった。

時を同じくして、泰山に関する暴露や陰謀論の動画配信を世に放っていた覆面配信者が政治評論家の蓮沼清彦(満島真之介)だったことも判明。いよいよその仮面を脱ぎ去り、新党「ネオニッポン」の旗揚げと政界進出を表明する。「こんな泡沫政党は相手じゃない、あくまで敵は『本家民政党』だ」と息巻く泰山に、秘書の冴島優佳(あの)は不安そうな表情を浮かべる。

優佳の不安が的中したのか、民政党vs本家民政党の一騎打ちと見られた選挙戦はネオニッポンも加えた三つ巴の様相を呈してくる。アイドルや元アナウンサーなど有名人を続々出馬させる戦略でネオニッポンは一躍、一大政党に。時流を読んだ二木は、ネオニッポンの蓮沼に近づき、ある提案を持ちかける。

そんな中、公安の新田理(山内圭哉)が、一連の入れ替わりの黒幕とみられるナリタカンパニーの成田崇彦(中村育二)の身柄を拘束し、対策本部に連れてくる。対面した泰山は、成田から衝撃の事実を告げられる。

やがて真の黒幕が動き出し、明らかになる裏切り者の正体…。そして入れ替わりテロは思いもよらぬ方向へと進んでいく!

ドラマ『民王R』はテレビ朝日系にて毎週火曜21時放送。

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