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『真相をお話しします』大森元貴、菊池風磨W主演で映画化決定!謎だらけのスーパーティザービジュアル公開

  • 2024.12.10

日常に潜む「なにかがおかしい」を描いたミステリー小説を実写映画化する『真相をお話しします』の公開日が2025年4月25日(金)に決定。スーパーティザービジュアルおよび映像が解禁された。

【写真を見る】第74回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞作を大森元貴、菊池風磨主演で映画化決定!

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原作は結城真一郎が2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」、そして翌2022年に「#拡散希望」を含む5篇を収録した「#真相をお話しします」。発売後、2023年本屋大賞ノミネート、コミカライズ化、オーディオブック化、さらには韓国、中国、台湾、タイの4か国で海外翻訳されるなど、大ブレイクを果たした。2024年7月に書籍の帯で実写映画化情報が解禁され、大きな注目を集めていた本作がついに始動する。

ともに映画初主演となる大森元貴と菊池風磨が主演を務め、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった警備員の桐山を菊池が、その横にいる謎の男、鈴木を大森が演じる。主人公を務めるのは、Mrs. GREEN APPLEのフロントマンを務める大森。全楽曲の作詞、作曲、編曲、さらに作品のアートワークおよびミュージックビデオのアイデアまで、楽曲に関するすべての要素を担当し、2013年のバンド結成以来大ヒット曲を連発、「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、“国民的バンド”として、大きな注目を集め続けている。「表現をすることが好き」と公言している大森が、音楽だけにとどまらない新たな挑戦として、本作で満を持して、映画初出演にして初主演を務める。

そして、大森とともに主演を務めるのは、絶大な人気を誇る男性アイドルグループ、timeleszの菊池。デビュー以来トップアイドルとして活躍を続け、レギュラーを務めるバラエティ番組や、YouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」で、ユーモアいっぱいでチャーミングな姿で多くのファンを魅了し、アイドル界でも圧倒的な存在感を放っている。グループの新メンバーを募集するオーディション「timelesz project」がNetflixで独占配信されるやいなや、Netflix国内週間ランキングで1位に躍り出るなど、バラエティ番組では見られない真剣な眼差しと、トップアイドルとしていまもなお挑戦を続ける姿が大きな話題に。昨年2023年には、連続ドラマで3クール連続主演を務め、俳優としても目覚ましく飛躍を続けている。

そして本作の監督を務めるのは、デビュー作品となる「怪談新耳袋」」シリーズをはじめ「怪奇大家族」、「妖怪シェアハウス」シリーズなどを手掛けた豊島圭介。ホラー以外にも青春やドキュメンタリーまで、幅広い作品を手掛ける豊島が本作でもその手腕を発揮し、日常に潜む“違和感”を巧みに描きだす。

ネタバレ厳禁である本作では、ストーリーはもちろんのこと、キャラクターについても話せないことが多いなか、脚本を読んだ感想について大森は「ジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました」と語り、菊池は「展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白いと思いました」と惹きつけられた様子。そして、お互いの役柄について問われると、大森は「風磨くんは警備員だけど、僕は謎な男(笑)言えないことだらけです」、菊池は「2人は仲がいい友だちのような関係だけど、お互いがそこまでお互いのことを知らない。だからリアルと近いです(笑)」と仲睦まじく答えた。

このたび解禁されたスーパーティザービジュアルは、大森と菊池が真剣な面持ちで正面を向く2ショットビジュアル。ふたりが演じる「鈴木」と「桐山」がどんな人物なのか、現時点では想像できないが、好奇心をそそられるものとなっている。

同時に解禁されたスーパーティザー映像で映しだされるのは、暗く怪しげな警備室。意味ありげに口角を上げる鈴木となにかを祈っている様子の桐山のカットが差し込まれ、この警備室やふたりがどう物語に関わってくるのかが気になる映像となった。

ともに第一線で強烈な光を放つ、大森と菊池のW主演はどのような化学反応を見せるのか?まだ謎の多い役柄のふたりを中心に展開される本作の続報に期待が高まる。

<キャスト、スタッフコメント>

●大森元貴(鈴木役)

「出演のお声がけをいただいたときは、『どうして僕?』という驚きが率直な感想でした。最初は畑が違うなと思いためらっていましたが、脚本を拝読して力になれることがあるかもしれないと思いました。脚本はジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました。映画の撮影は初めてだったので最初はドキドキしていましたが、風磨くんが温かく迎えてくださり、とても心強かったです。優しいお兄ちゃんのようでした。まだ言えないことが沢山ありますが、ぜひ映画館で観てほしいと思います。『#真相』はね、映画館でね、観ておかないと(笑)」

●菊池風磨(桐山役)

「主演としてこの作品のお話しをいただいたことに、まず驚きました。そして大森くんとの共演はなにより楽しみが大きかったです。大森くんは演技経験が少なかったそうですが、それがうそと思うくらい。胸を貸してもらえるくらいどっしりと構えてくれていた感じが素敵でした。脚本は展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白い作品だと思いました。大森くんと僕の組み合わせも、異色だと思いますし、ストーリーにも謎は多いので、この謎を解くために映画館に観に行っていただいて、『ケセラセラ』な気持ちで帰っていただきたいと思います(笑)」

●豊島圭介(監督)

「謎とどんでん返しが緻密に組み上げられた結城真一郎先生の原作に、映画ならではのスペシャルな仕掛けを施して完成させたこの作品。本当の『真相』にたどり着くまでに、いくつもの『違和感』を仕かけました。最後まで、誰を、なにを信じたらいいのか、ドキドキするような“考察的映画体験“ができる、誰も見たことのない映画になったと自負しています!今回、はじめて映画出演をする大森元貴くんには舌を巻きました。演技について熱く議論ができるし、様々なアイディアをいくつも提案してくれる。しかも芝居はナチュラルさと狂気が共存している。『あんたはベテラン個性派俳優か!』となんどか突っ込みかけました。そして、これまでいくつもの作品をともにしてきた、戦友ともいえる菊池風磨くん。今回は、いままでにないやさぐれた役柄で、いままでにない極限状態での演技を要求したのですが、『風磨、あんな顔するんだ!』と僕すら驚くほどの新境地を見せてくれました。こんな二人のジリジリ、ヒリヒリする芝居が最後に到達するとんでもない境地。どんな『真相』が待っているのか、ぜひご期待ください!」

●結城真一郎(原作著者)

「映画のエンドロールに『原作者』として載るのが昔から夢でした。その夢がこんなにも早く、こんなにも豪華なW主演で実現することを心から嬉しく思います。小説の惹句で『映像化不可能』と謳われることがよくありますが、この『#真相をお話しします』に関してはずっと『映画化不可解』な作品であると思っていました。個々に繋がりのない独立した物語で構成された短編集が、いかにして一本の映画として成立するのか。また、大森さんと菊池さんのお2人は、どんな人物を演じるのか。真相はぜひ劇場で、その目でお確かめください」

●平野隆(企画、プロデュース)

「映画のために書いていただいた『青と夏』、『点描の唄』、『Soranji』でご一緒し、7年にわたり大森君と接して、彼はチャーミングなトリックスターだと感じる様になりました。脚本作りでこの映画の主人公鈴木が魅惑的なキャラクターになるにつれ、たびたび大森君の顔が浮かび、同時に映画への大きな化学反応に胸が踊りました。もう1人の主人公桐山はとても人間味のある、ある意味情けない男です。この役を、常に新しいことにチャレンジするトップアイドル菊池君が演じてくれたら、映画がとても愛おしいものになると感じました。この2人の“ナイーブな爆発“をご期待下さい!」

文/鈴木レイヤ

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