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江原啓之「生きるということは、誰しもが魂を磨くためにいるようなもの」

  • 2024.12.9

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

12月1日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>

あえて困難な道を選択することは、スピリチュアル的にどのような意味がありますか?

私は、居心地がいいと感じる環境にいると、さらなる成長を求めてしまいます。変化や成長を求めなければ平穏に過ごせると思いますが、なぜかそういった環境に留まることができません。これはもうそういう人生なのでしょうか。私の人生は挑戦ばかりで落ち着きません。

<江原からの回答>

江原:相談者さんのおっしゃっていることが、ちょっとよく理解できません。なぜかと言うと、私はこんなことをいちいち考えて生きていません。

“スピリチュアル的に”ということを申し上げれば、生きるということは、誰しもが魂を磨くためにいるようなもので、私たちは経験と感動をいっぱい得て、そして(あの世に)還っていくだけの存在です。

私もただ生きているのですが、生きていれば否応なしに、その人の魂に応じた荷がいろいろとやってくるんです。「私ってこんなに荷が重い」と思うかもしれませんけれど、絶対にその人にできることしか来ませんから。

例えば、(当番組パートナーの)協子さんのように、ある程度の年齢になって、成功もしていて……ということでしたら、それこそ、こたつに入って安穏と暮らすこともできますよね。だけど私たちは安穏と暮らすことに慣れていない。じっとしていると、なんだか不安になりますよね。

奥迫:そうですね。どちらかと言えば、じっとしていると不安になるタイプです。世間的には定年も過ぎていますし、「楽をしたら良いのに」と言われることもあるのですが、そういう考えは私のなかにはないですね。

江原:私たちは“マグロ星人”なんですよ。ずっと泳いでないとダメなんです。そういう人間ですから、いろいろなことが立ちはだかったとしても「これはスピリチュアル的にどういう意味があるのだろう」なんて、あまり思わないですよね。求められたからやる。人生は伸るか反るかでしょう?

そして、そこのポイントは「役に立つか・立たないか」。世の中のため、何かのために役立つのであれば、「いっちょやるか!」と思ってやるだけです。途中で死んでしまったらしょうがない。あとのことはお任せです(笑)。それだけのことですので、あまり難しく考えないほうがよろしいんじゃないかなと、私は思います。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之 今夜の格言

「幸せとは、“どれだけ得たか?”ではなく“どれだけ込めたか?”ということです」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

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