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20周年“ノイタミナ”、23時台へ! 新枠1発目は『謎解きはディナーの後で』花澤香菜、梶裕貴、宮野真守ら出演

  • 2024.12.9
アニメ『謎解きはディナーのあとで』キービジュアル (C)東川篤哉/小学館/「謎解きはディナーのあとで」製作委員会 width=
アニメ『謎解きはディナーのあとで』キービジュアル (C)東川篤哉/小学館/「謎解きはディナーのあとで」製作委員会

フジテレビのアニメ枠“ノイタミナ”が23時台に移行し、新枠第1弾となるアニメ『謎解きはディナーのあとで』が、2025年4月に放送スタートすることが決定。キービジュアルとティザーPVが公開された。

【写真】『謎解きはディナーのあとで』アニメに! 宝生麗子、影山、風祭京一郎のキャラビジュ

2005年に放送開始されたフジテレビのアニメ枠“ノイタミナ”。「アニメの常識を覆したい」という思いから、「Animation(アニメーション)」のつづりを逆からローマ字読みして名付けられた本アニメ枠は、長らく深夜に放送されてきたが、放送20周年を迎える来年4月に、全国フジテレビ系・23時台へ放送枠を“お引越し”する。

そして、その新“ノイタミナ”の記念すべき1作品目として、テレビアニメ『謎解きはディナーのあとで』が放送されることが決定した。テレビドラマや映画、漫画、舞台など数多くのメディアミックスで話題を呼び、シリーズ累計495万部を突破している東川篤哉の大人気ミステリー小説『謎解きはディナーのあとで』(小学館刊)が原作となる。

あわせてメインキャラクター3人を演じるキャストが解禁された。東京都国立市を舞台とした本作で、国立署の刑事でありながら、銀行、電機、鉄鋼、流通、アパレル関係から印刷、出版まで幅広く手がける世界的に有名な複合企業「宝生グループ」の令嬢という2つの顔を持つ宝生麗子(ほうしょう・れいこ)を演じるのは花澤香菜。

そんな麗子の執事兼運転手であり、鋭い推理力と毒舌を持ち合わせた影山を演じるのは梶裕貴。影山は麗子が難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手で、「お嬢様の目は節穴でございますか?」と暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつ、鮮やかに謎を解き明かしていく。

また、国立署の警部で、麗子の上司でもある風祭京一郎(かざまつり・きょういちろう)を演じるのは宮野真守。風祭は「風祭モータース」の御曹司であり、刑事らしからぬ真っ白なド派手スーツで現場に現れるが推理力はからっきしだ。

花澤は「このアニメならではの魅力は、コロコロ変わる表情とダイナミックなアクションで魅せるキャラクターたちの会話劇にあると思います」と作品の魅力を、梶は「オーディションの際、執事っぽさと毒舌の加減を、自分の中で徹底的に探りました。合格のご連絡をいただいた時は、心臓の激しい鼓動を感じるくらい嬉しかったです」とオーディション時の意気込みを、そして宮野は「スマートだけど、カッコつけだったり、コミカルなリアクションもたくさんあるので、とにかくアフレコでは、テンションマックスで頑張っています(笑)」とアフレコへの意気込みを語る。

さらに、本作のキービジュアルとティザーPVも公開された。キービジュアルには、麗子と影山、風祭が並び、名台詞「お嬢様の目は節穴でございますか?」の文字が目をひく。そしてアニメーション映像初公開となるティザーPVでは、令嬢であり刑事である麗子の姿が描かれ、影山の毒舌がさく裂。2人のコミカルな掛け合いが繰り広げられている。本PVはフジテレビアニメ公式YouTubeチャンネルで視聴可能だ。

そして、制作スタッフ情報も一部公開された。キャラクター原案は『プロミス・シンデレラ』『ホタルの嫁入り』などを手掛ける橘オレコ。監督には『ダイヤのA』『しろくまカフェ』などを手掛けた増原光幸、シリーズ構成には『宝石商リチャード氏の謎鑑定』『バーテンダー 神のグラス』などを手掛けた國澤真理子、キャラクターデザイン・総作画監督には映画『金の国 水の国』などを手掛けた河田泉、音楽にははまたけしを迎え、アニメーション制作はマッドハウスが担当する。

アニメ『謎解きはディナーのあとで』は、フジテレビ系にて2025年4月より23時台放送。

※花澤香菜、梶裕貴、宮野真守のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■花澤香菜(宝生麗子役)

──本作の魅力は?

謎解きをポップに楽しめる物語や、それぞれのキャラクターの濃さはもう言うまでもないのかなぁと思いますので…このアニメならではの魅力は、コロコロ変わる表情とダイナミックなアクションで魅(み)せるキャラクターたちの会話劇にあると思います! 特に麗子と風祭警部は、過剰なくらい動き回っています(笑)。それに合わせて台詞回しも激しいものになっているので、ぜひ楽しみにしていてください!

──麗子を演じるにあたっての意気込み。

「麗子の表情が豊かで、素のお嬢様の時もスーツで警察の仕事をしている時も、どちらもとてもかわいくて見ているだけで楽しめるので、お芝居の方でも、ちょっと抜けていたり、素直じゃなかったり、お嬢様らしからぬリアクションをしたり、たくさんある彼女のチャーミングなところを引き出せたら良いなと思っています。

──麗子の魅力とその役を演じてみて大切にしたことや、アフレコの雰囲気などは?

風祭警部と一緒にいる時の心の声で、ツッコミを入れたり文句を言ったりちょっと口が悪くなるところと、影山にバカにされたことに気づいた時のプンプンしているところが、演じていて面白いポイントです! そして素敵な共演者の皆さまに囲まれながらのアフレコで、掛け合いがいつも楽しいです。それぞれカロリー高めの役柄なので、終わった後は揃(そろ)ってヘトヘトになっています(笑)。

■梶裕貴(影山役)

──本作の魅力は?

新しくも、どこか懐かしいスタイルで展開される、とても個性的なミステリー作品だなと感じています。メイン3人のキャラクターの濃さと、各話ゲストのリアリティーある空気感の対比が絶妙! 最高に気持ちの良いテンポでドラマが進んでいきます。麗子と影山、麗子と風祭、その唯一無二の掛け合いを堪能していただければ幸いですね。

──影山を演じるにあたっての意気込み。

オーディションの際、執事っぽさと毒舌の加減を、自分の中で徹底的に探りました。合格のご連絡をいただいた時は、心臓の激しい鼓動を感じるくらい嬉しかったです。…が、収録がはじまった今、あらためて、その難易度の高さに苦戦しております(笑)。影山は、とにかく尻尾を掴ませてくれない人。なんて言ったって、第1話の収録時に東川先生から“私にもよくわかりません”と言い切ってしまわれるくらいの男ですから!(笑) なので、正解なんてどこにもありゃしない状態ではありますが…監督はじめスタッフの皆さんの抱かれるイメージを少しでも具現化できるように、最後の最後まで足掻(あが)き続けていきたいと思っています。…僕自身が迷宮入りしないように頑張ります(笑)。

──影山の魅力とその役を演じてみて大切にしたこと、アフレコの雰囲気などは?

“こんなヤツいないだろう! でも、なんかクセになるんだよな…”みたいな人。雇い主である麗子お嬢様に対してあんな口をきいたら、普通即解雇だと思うのですが…そこには、2人にしかわからぬ信頼関係がありそうです(ないかもしれません)。ひとつだけ言えるのは、影山は間違いなく“お嬢様イジり”を楽しんでいるということ。なので、とにかく“お嬢様の魅力を最大限引き出すことが彼の役目だ”と心に決め、影に徹しております(全然主張強いですが)。アフレコは超絶楽しいです! 風祭警部役の宮野さんのお芝居に、毎週笑いを堪えるのが大変です。そして“本当は自分もあれくらい大暴走したいのにー!”というフラストレーションとの死闘を、心の中で静かに繰り広げていたりもします(笑)。

■宮野真守(風祭京一郎役)

──本作の魅力は?

あの名作『謎解きはディナーのあとで』が、ついにアニメ化ということで、僕自身とってもワクワクしました。アニメの演出は、かなりテンポ感が良くて、さらにはコミカルな表現もふんだんに盛り込まれているため、ご覧いただく皆様には、また新たな魅力をたくさん楽しんでもらえるのではないでしょうか。

──風祭を演じるにあたっての意気込み。

風祭京一郎は、正義感の強い国立署の警部…なのですが、若干自己アピールの方が強すぎると言いますか…。主張が大きかったり、リアクションが激しかったり、自慢が多かったり…。捜査を急ぐあまり、事件をややこしくしたり…。まぁ一言でいうと、“やっかい”な人です(笑)。でも、かわいげもあって憎めない人でもあるんです!

──風祭の魅力とその役を演じてみて大切にしたこと、アフレコの雰囲気などは?

スマートだけど、カッコつけだったり、コミカルなリアクションもたくさんあるので、とにかくアフレコでは、テンションマックスで頑張っています(笑)。僕だけスタジオで、汗だくな時もあります(笑)。しかしながら、キャストもスタッフ陣も、喜んでくれている姿が見えるので、安心しています(笑)。というわけで、現場の空気感はとっても良いので、作品をご覧いただく皆様にも、きっとその雰囲気は伝わると思いますし、楽しんでもらえること間違いなしなので、期待していてくださいませ!

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