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カイロは「燃えるゴミ」ではない!?意外と知らない家庭ゴミの捨て方。防災対策にもなりますよ!

  • 2024.12.11

寒い季節に欠かせない「カイロ」ですが、使い終わったあと「何ゴミ」として捨てていますか?実は「燃えるゴミ」とは限らないそうなんです。そこで今回は、意外と知られていない家庭ごみの『捨て方』についてご紹介します。

石灰乾燥剤はポリ袋に入れて捨てる

海苔や煎餅などに入っている『石灰乾燥剤』は、湿気を吸収してくれる便利なアイテムですが、中に入っている生石灰は水に濡れると化学反応を起こして発熱します。

そのため、水分を含むものと一緒に捨てるのはNG。石灰乾燥剤を捨てる際は、なるべくポリ袋などに入れ、水分に触れることがないようにしてから捨てると安心です。

万が一、水に濡れてしまった場合は、まわりに燃えるものがない安全な場所で乾燥させてから捨てるようにしましょう。

マッチは必ず水に浸してから捨てる!

未使用のマッチや花火をそのままゴミ箱に捨てるのは非常に危険です!マッチの頭部は、わずかな摩擦や熱で簡単に発火してしまうためです。

実際に、可燃ごみ処理施設内で大量のマッチが原因で発火が発生したケースも。

捨てる際は、必ず全量、使い切るか水に濡らして火がつかない状態するのがポイント。水に通すだけでは、足りないので水を入れたビニール袋の中にマッチ棒を入れて、一晩水に浸しておくと安心です。水に浸し終えたら、しっかりと水気を切って捨てます。

実はカイロは「燃えるゴミ」とは限らない!?

使い捨てカイロは、実は各自治体により分別の仕方が異なります。なんとなくで燃えるゴミに出してはいませんか?

カイロの中身には鉄粉が含まれているため、地域によっては燃えないゴミや金属ゴミとして扱われることもあります。カイロを捨てる前には、必ず自分が住んでいる地域のゴミの分別ルールを確認しましょう!

なお、未開封のカイロを捨てる時には、一旦開封して、発熱させてから捨てるのが安心。捨てる前には、冷蔵庫や下駄箱に入れて、消臭剤、除湿剤として活用する方法もあるので、上手に有効活用してみてくださいね。

写真・文/滝谷遥 ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。

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