現実世界とリンクした『イカゲーム』シーズン2。監督が明かした注目すべき点は？

12月9日、Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン2の制作発表会が行われ、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌル、ウィ・ハジュン、パク・ギュヨン、イ・ジヌク、パク・ソンフン、ヤン・ドングン、カン・エシム、イ・ソファン、チョ・ユリら主演キャストと、ファン・ドンヒョク監督が出席した。

シーズン2は、復讐を誓って再びゲームに参加するギフン（演者イ・ジョンジェ）と、そんな彼を迎えいれるフロントマン（演者イ・ビョンホン）の熾烈な戦い、そして再び始まる“イカれた”ゲームを描く。

この日、ファン監督は「シーズン1のエンディングは、ギフンが娘に会うため飛行機に乗ろうとするも、引き返す姿が描かれた。シーズン2では、このゲームを誰が仕掛けたのか、そしてゲームを止めようとするギフンと、それを阻止しようとするフロントマンの対決が物語の核心構造となっている」と紹介した。

シーズン1との違いについては次のように話した。

「シーズン1では、ゲームを続けるかどうかを決める賛否投票が短く紹介されたが、シーズン2では、ゲームごとに投票が本格的に行われ、それが重要な要素となっている。最近、投票に関する話題が多いが、そうした現実とリンクさせて考えると面白いと思う。また、新しいゲームが登場する楽しさも発見できるはずだ」

さらに、「シーズン2と3を貫くテーマがあるが、シーズン2に限定して言えば、今の世界は次第に分裂し、対立が深まっていると感じる。社会内の葛藤や国家間の戦争もそうだが、『イカゲーム』の中でも、人々が互いに分裂し敵対する姿を通じて、現実世界と非常に似ていることを感じられるはずだ。この『イカゲーム』を通じて、私たちの社会を振り返るきっかけが生まれることを願っている」と語った。

『イカゲーム』シーズン2は、Netflixで12月26日 (木) より独占配信スタート。

（記事提供＝OSEN）