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「珍重」「護謨」「兎角」これら3つの漢字の読み方がわかりますか!?

  • 2024.12.10

今回は「珍重」「護謨」「兎角」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「珍重」

今回の問題は「珍重」の読み方です。

もしかしたら「ちんじゅう」と読んでいる方もいらっしゃるかも知れませんが、それは間違いです。

漢字としては難しい字ではないといえますが…

さて、あなたは正しく読むことができるでしょうか?

「珍重」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字

珍しいものとして、大切にすることをいいます

古来の日本で鏡は珍重されました

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「珍重」の読み方!正解は!?

イメージ

 

 

 

正解は「ちんちょう」です!

「重」という漢字には、「重(おも)い」「重(じゅう)量」「重(かさ)なる」の他に「重(ちょう)」という読み方があります。

たとえば「重複(ちょうふく)」などもそうですね。

「ちょう」と読む例は少ないため、「珍重(ちんちょう)」読み間違えやすいといえます。

もし「ちんじゅう」と間違えて変換キーを押すと「珍獣」になってしまい、かなり恥ずかしいミスになるので、注意しましょう。

2問目はこの漢字!「護謨」

今回の問題は「護謨」の読み方です!

これは、知らなかったらかなり難しいかも知れません。

「謨」と「膜(まく)」の字が似ているので「ごまく」と読みそうになりますが、それは間違いです。

さて、あなたには正しく読むことができるでしょうか?

「護謨」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇」の2文字

外来語に漢字を当てた、当て字です

護謨の木

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「護謨」の読み方!正解は?

イメージ

 

 

 

正解は「ゴム」です!

「護謨」という熟語を見ることはほとんどないため、わからなかった方も多いのでは?

ゴムはそもそもオランダ語の「gom」が語源の外来語です。

天然ゴムの原料となっているゴムの木は熱帯地域の広範囲に分布しており、日本では観葉植物としても知られていますね。

天然ゴムは、ゴムの木から出る白い樹液を原料に作られます。

ラテックスアレルギーのある方は、ゴムの樹液によってアレルギー反応を起こす場合もあるため、注意が必要です。

最後はこの漢字!「兎角」

今回の問題は、「兎角」の読み方です。

「とにかく」と読んでしまう人もいるかも知れませんが、それは間違い。

一般によく耳にする言葉ですが、漢字はあまり見かけません。

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「兎角」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です

「あれこれ」「いろいろ」「現実には存在しない」といった意味

兎角この世は住みにくい

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「兎角」の読み方!正解は!?

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正解は「とかく」です。

冒頭でお話しした「とにかく」は「兎に角」と書きます。

よく似ているので注意が必要ですね。

「兎角」は兎(うさぎ)に角が生えるように、実際にはありえないことの例えです。

また、「とにかく」や「いずれにせよ」といった意味で使われる場合もあります。

ヒントで紹介した「兎角この世は住みにくい」は夏目漱石の「草枕」の一説。

例文としては他に「彼には兎角困ったものだ」「慌てると兎角失敗しやすい」などがあります。

出典:コトバンク

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