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家の物をなんでも欲しがるママ「ティーカップちょうだい!あとねぇ…」後日、旦那さんが青ざめた顔で

  • 2024.12.11

アパートの下の階に、2歳の男の子がいる夫婦が引っ越してきました。たまたま4歳の息子のお下がりの洋服を譲ったら、ママの態度がだんだん変わってきて……?

ご近所のママを家に招いたら…

アパート住まいをしていたころ、2歳の男の子がいる夫婦が下の階に越してきました。奥さん・Aさんの引越しのごあいさつの感じもよく、仲良くなれそうな予感です。

Aさんが引っ越してきて2週間ほどたったある日の朝、ゴミ出しをしているとAさんに会い、立ち話をしました。するとAさんが「引っ越してきたばかりで土地勘がなくて……。子どもの洋服を買いに行きたいけど、まだ行けていないの」と漏らします。力になりたいと思った私は「息子のお下がりでもよければ、お譲りしますよ」と提案。Aさんも喜んでくれたので、その日の午後、わが家へ洋服を取りに来てもらうことに。

子ども部屋のクローゼットにAさんを案内し、「この中の物はもう着ていないから、好きなもの持っていってね!」と伝えました。最初はニコニコと洋服を品定めしていたAさんでしたが、だんだんクローゼットではなく子ども部屋のおもちゃ箱をチラチラ……。「あのぬいぐるみもかわいい〜」「車のおもちゃもいっぱい!」と褒めてくれたのですが、「おもちゃのお下がりもない?」と言ってきたのです。息子がまだ遊んでいるおもちゃなので慌てて断ると、Aさんは「そっか」と残念そうな顔。

帰る前にコーヒーとお茶菓子を出すと、Aさんはコーヒーカップを繁々と眺めて「これすごくかわいい! 予備で使ってないのがあれば譲ってくれない?」とおねだりしてきます。さらには「うちの息子も〇〇さん(私)の息子くんと同じ保育園に入れたい! 制服のお下がりもらえるし」とあまりにも図々しい発言が飛び出てきて私はビックリ。慌てて「お下がりをお譲りするときは、私のほうからご連絡しますね。それ以外は譲れませんよ!」と牽制します。Aさんは「断捨離のお手伝いをしているだけなのにな〜」とブツブツ言っていましたが、結局お下がりの洋服を5〜6枚ほど持って帰っていきました。

その後、Aさんの夫とアパートのロビーでたまたま会ったとき「うちの妻がすみません」と申し訳なさそうな顔をして謝ってきました。引越し前もご近所で物を譲ってもらうのが大好きだったというAさん。「困ったら、注意しますので僕に言ってください」と言ってもらえたので、安心してご近所付き合いを続けています。お下がりを譲るのはあくまでこちらの厚意。私もご近所やママ友に対して図々しい態度を取らないように、注意したいと思った出来事です。

著者:桂ゆかり/30代・ライター。働く乗り物が大好きな4歳の男の子と、ティッシュをひらひらして遊ぶのが大好きな2歳の女の子を育てるママ。夫は夜勤のため、月〜土曜日までワンオペの日々を過ごしている。

作画:yoichigo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

ベビーカレンダー編集部

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