1. トップ
  2. グルメ
  3. 「朗-Rou-」の美しいこだわりジャムを、食べてみた!【松山】

「朗-Rou-」の美しいこだわりジャムを、食べてみた!【松山】

  • 2024.12.26

こんにちは。リビングえひめWeb 地域特派員わく子です。

『厚切りの焼き立てトーストにケチらずドサッと盛って、ザクザクと頬張るのがオススメ。』と、SNSで紹介されていたのは「朗-Rou-」さんのジャム。この投稿がずっと頭から離れずにいたので、思い切って食べてみることにしました。

「朗-Rou-」のジャムは、本屋にあり

出典:リビングえひめWeb

ジャムが並ぶのは、松山を代表する本屋「本の轍」さん。私の心を掴んだSNSの投稿者は、まさに店主でした。店内には気になる本があふれているので本選びをしたくなりますが、今回は、ジャムに、直行です。

 

出典:リビングえひめWeb

昼間と夕方のオレンジ色の灯りの下では、違う表情になるジャムたち

お目当てのものは、カウンターにありました。赤や黄、オレンジそして緑…黒光りする蓋を付けたガラス瓶たち。その並ぶ姿はまるで、占いのカラーボトルのようで、味ではなく色合いで選びたくもなる美しさです。

出典:リビングえひめWeb

カードは、手に取って読むことができる心遣い

この日は、13種類もありました。その一つ一つに、丁寧な説明のカードがあります。旬の食材を作られる生産者さんのお名前も記載されており、大切に、こだわりの中作られていることが伝わってきてどれも魅力的なものばかりです。

出典:リビングえひめWeb

「レモンマーマレードとジン」「直七マーマレードとマキノジン」

美しいコンポートや、酸味があるジャムも並んでおり、「栗×ベリー」「マーマレード×ジン」など一瓶の味の想像ができない組み合わせもあって、とても面白い! あいにくSNSで紹介されていたジャムの販売は終わってしまっていたのですが、他のお客さんとも「迷いますね~」とおしゃべりしたほど、選ぶことも楽しい時間になりました。

美しいこだわりジャムは、なぜ本屋に?

出典:リビングえひめWeb

「朗-Rou-」さんの工房は、実は「本の轍」さんの店内奥にあるんです。なんと作業されている時には、店内に甘い香りが漂うこともあるそうですよ!「本の轍」さんと「朗-Rou-」さんのつながりは、是非店主の書籍やお話で。

迷って選んだジャムを購入後、「朗-Rou-」さんのHPやSNSを改めて拝見すると食べるのがますます楽しみになってきました。家族で食べようと、週末を待ち遠しく思いながら過ごしました。

朗-Rou- のInstagram

待ちに待った週末。それでは「いただきます!」

●cherish  栗とベリーの二層ジャム

出典:リビングえひめWeb

一目ぼれした、美しい2層のジャム!ベリーと栗が合わさるとどんな味わいだろう。ドキドキ、ワクワクしながら蓋を開けようとすると、シールにミシン目がありそこで綺麗に切れるようになっていました。こんな細かいところまで!と、思わずキュンとなりました。一緒についているタグには、読んだら早く食べたくなる商品説明の記載があります。

出典:リビングえひめWeb

普段は6枚切り派の我が家ですが、この日のために厚切りを用意。トーストにバターを塗り、まずはちょっと緊張しながらブラックベリーとブルーベリーのミックスジャムをのせます。ジャムというより、ソースのような感じもします。

出典:リビングえひめWeb

贅沢ジャムなため一瞬ためらいましたが、「ケチらずドサッと」を思い出し、どんどんのせてみます。左側に、ミックスベリー、右側には下の栗ジャムを混ぜ合わせたミックスジャム。綺麗な2層を守ろうとしたため、栗ジャムは控えめに。

出典:リビングえひめWeb

さあ、いただきます!

濃厚で上品な甘酸っぱさが広がるつぶ感もあるミックスベリー。栗ジャムは、栗の甘味を感じ、まるでモンブランケーキのようです。その甘さと滑らかさがミックスベリーと合わさりあい、初めて知る美味しさ。「あ~幸せ~。食べてみてよかった~」と、ゆっくりとを味わいました。

『厚切りの焼き立てトーストにケチらずドサッと盛って、ザクザクと頬張るのがオススメ。』

まさに、この通りでした!あっ、トーストはバタートーストで!

出典:リビングえひめWeb

このジャムは、2層を混ぜ合わせるたびに、新しい味わいを楽しめます。後日、パンはデニッシュ系にして食べてみました。栗の割合も多めです。サクッとしたパンのバター風味と甘い栗ジャム、後からふんわりやってくるベリーの香りと甘酸っぱさ。新たな美味しさの一体感でした。

季節ごとに味わう楽しみがある、「朗-Rou-」のジャム

出典:リビングえひめWeb

写真奥 シロップにゴロゴロつけられているコンポート仕立てのニューピオーネ。つるん、ぷるんとした果肉にはビックリ!

今回、「本の轍」店主のSNSの投稿のおかげで、味わうことができた「朗-Rou-」さんのジャム。 こだわりとていねいに手をかけてつくられたことが一目でわかる美しさ、そして食材そのものが残る上品な美味しさ。それらを楽しむ時間は、まさに至福のひとときでした。

ただ、一緒に食べた息子達にはまだわからない味わいだったようで、まさに大人のジャム。頻繁に口にできるジャムではありませんが、これから季節ごとに楽しんでみたくなった「朗-Rou-」さんのジャムでした。

元記事で読む
の記事をもっとみる