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【今日の難読漢字】「詣でる」「未曾有」「被る」全部読めたら漢字マスター!「未曾有」を「みぞうゆう」と読んでしまったら…!?

  • 2024.12.9

今日の難読漢字は

「詣でる」

「未曾有」

「被る」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「詣でる」!

 

「詣でる」

 

ヒントはおなじみのあの言葉。

「初詣」!

 

お正月や1月中に、神社やお寺にお参りすることをいう言葉ですが、

この言葉を読むことができれば、「詣でる」も読めるはず。

 

ちょっと簡単な問題でしたでしょうか?

 

「詣でる」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「もうでる」

でした!

 

主な意味は、神社やお寺に出向いて参拝すること。

こちらも初詣から連想しやすいですね。

 

ですが「詣でる」にはこの意味以外にも、

自分より目上の方に会いに行くことや、お墓参りに行くことも含まれるんです。

 

位の高い貴人に会いに行く「参出(まいで)」という言葉を

謙譲語に変化させた「まうでる」が語源なのだとか。

 

類語としては「参拝」や「参詣」などがあります。

 

ちなみに、1年の初めにお参りすることを「初詣」と言いますが、

毎月参拝することを「月詣(つきもうで)」

赤ちゃんが生まれて初めて参拝することを「初宮詣(はつみやもうで)」

と言います。

 

なかなか普段は使わない言葉ですが、

神社やお寺に参拝する際には思い出してみてくださいね!

 

次の難読漢字は「未曾有」!

 

「未曾有」

 

よく読み間違えられるのが

「みぞうゆう」という読み方。

 

以前とある政治家の方も間違えたことがある

うっかりミスな読み方です。

 

「曾」は「曾祖父」「曾祖母」などで使われる文字で

「遠い血縁関係にあること」を示す漢字。

 

現在は簡略されて「曽」の文字が使われることも。

 

さて、読めるでしょうか?

 

「未曾有」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「みぞう」

です!

 

「未曾有」は

今まで一度もなかったことや、極めて稀な出来事

という意味を持っています。

 

本来であれば珍しい出来事全般に使える言葉ですが、

通例では「未曾有の大災害」「未曾有の危機」など

よくない出来事に対して使われます。

 

台風や災害時のテレビのレポートで

「未曾有の被害が出ています」などと聞くことがあるので

漢字よりも音で覚えている方が多かったのではないでしょうか。

 

出会う機会が少ないため、大の大人でも読み間違うことが多い

「未曾有」。

 

なかなか耳慣れない言葉かもしれませんが、

覚えておけば、恥ずかしい思いをしなくて済みますよ!

 

 

最後の難読漢字は「被る」!

 

「被る」

 

実はこの「被る」、2つの読み方があるんです。

 

1つはとっても読みやすい「かぶる」

 

「帽子を被る」「布団を被る」など

よく使う言葉ですよね。

 

問題はもう1つの読み方。

意味合いも似ているのですが、

「かぶる」が実際の物に付随して使われることが多いのに対し、

もう1つの「被る」は目に見えないものに付随して使われることが多いです。

 

さて、読めるでしょうか?

 

 

「被る」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「こうむる」

です!

 

「被る」は

人から行為や恩恵を受けることを表す言葉。

 

「恩恵を被る」「ご愛顧を被る」などの用例があります。

 

また、災いを身に受けることも表し、

「損害を被る」「迷惑を被る」などは聞き覚えのある方がいるはず。

 

ちなみに「被害を被る」という言葉もよく使われるのですが、

「頭痛が痛い」のように同じ意味の言葉を重ねているため、

本来は避けるべき使い方です。

 

「かぶる」と「こうむる」

2つの読み方を知っていれば、文章をより理解できます。

よく見かける文字なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

 

もし全問正解できた方は自信を持ってください!

読めなかった方もぜひ覚えて、明日からは堂々と使いましょう!

出典:コトバンク

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