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「息子さんですが…」1歳の息子に発疹が出たため軽い気持ちで小児科へ。すると…医師に告げられたのは衝撃の病名だった!

  • 2024.12.10

次男が1歳のころ、ある日朝起きると発熱があり、さらにポツポツと赤い発疹が出ていました。蕁麻疹かなにかかなと、軽い気持ちで小児科を受診。すると思いもよらなかった病気が判明したのです――。

偶然にも上の子の診察日

その日は、1週間前から肺炎に罹っていた上の子の小児科診察日でした。大学病院のため紹介状がなければ診察してもらえないのですが、お願いして次男も一緒に診てもらえることになりました。そのときは必死でしたが、今思うと不幸中の幸いだったと思います。

驚愕の診断結果

小児科を受診すると、すぐに川崎病と診断されました。川崎病の診断には条件が6つあるとのことですが、次男は発熱と体の発疹を含めてほぼすべてにおいて揃っていたようです。そこからは、精密検査や入院手続きなどに追われました。ちなみに上の子の肺炎は回復傾向にあり、そこに関しては安堵したのを覚えています。

40日間の長期入院

川崎病と診断された日から入院が始まり、さまざまな治療を受けながら気がついたら40日間の長期入院となっていました。入院生活は次男本人はもちろん、私にとっても壮絶なものでしたが、親切丁寧な先生方との出会いがあったり、同室の子とお友だちになったりと、素敵なことも多くありました。

赤い発疹はてっきりただの蕁麻疹かと思っていたら、まさかの川崎病。思わぬ長期入院になってしまい、驚きと衝撃しかありませんでした。子どもの体調は大人よりも急変しやすいため、軽視せずに常に気をつけていなければいけないと、改めて思い直した出来事でした。その後、次男は経過観察などで問題はなく、日々元気に成長中です。最近はヤンチャ度が増して苦労が絶えませんが、たくましく育っていてうれしい限りです。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:月島るか/40代女性/4児の母。子どもは2011年生まれの長男、2014年生まれの長女、2019年生まれの次女、2022年生まれの次男。管理栄養士の資格を持ち、家事代行の仕事をしている。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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