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松坂桃李、TBS日曜劇場初主演! 25年1月期放送の学園ドラマ『御上先生』で“官僚”兼“教師”に

  • 2024.12.8
日曜劇場『御上先生』主演・松坂桃李 width=
日曜劇場『御上先生』主演・松坂桃李

松坂桃李が主演する日曜劇場『御上(みかみ)先生』(TBS系/毎週日曜21時)が、2025年1月より放送されることが決定。12月8日に放送された日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』内で本作のティザー映像が公開され、情報が初めて解禁された。松坂はTBS日曜劇場初主演。

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本作は高校を舞台に、権力争いや国の思惑、大人社会の要素を入れ込んだオリジナルストーリーの学園ドラマ。

松坂が演じるのは東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身につけるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかりを考えている。さらには子供たちが未来を夢見る教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づいていく。

そんななか、新たに設けられた官僚派遣制度によって御上に私立高校への出向が命じられる。実質、エリート官僚にくだされた左遷人事…。しかし御上は、制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいいと自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。

過去の出演作で官僚、教師とそれぞれを演じた経験を持つ松坂。今作では、制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”という役柄をどのように演じるのか。そして、令和の18歳をどのような方法で導くのか。

松坂は「誰か一人が解決していくのではなく、みんなで向き合い、考えていく。日曜日の夜にこのドラマを観て、翌日から学校や職場で考えたり、話し合う機会があちこちで生まれたら、幸いです。脚本の詩森ろばさんとは『新聞記者』以来です。あの作品によって、僕自身大きな刺激を受けました。詩森さんの書く脚本の展開は非常に攻めていて、読んでいて引き込まれます。今度は連続ドラマというフィールドで何かしらの変化をもたらす作品になればと願っています」と本作への想いを語った。

完全オリジナルストーリーである本作の脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろば。詩森は松坂が主演した映画『新聞記者』で、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど近年映像作品にも挑戦し、今作で初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。また、『アンチヒーロー』『VIVANT』『マイファミリー』『ドラゴン桜』など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝がプロデューサーを務める。

プロデューサーの飯田は「この5年で目まぐるしく変化してきた社会、特に若い世代の躍進は凄まじいものがあります。しかしながら、大人はそれを受け入れていない? 見ようとしていない? それは単に認めたくないからでは? 保身のため? そんな思いが沸々と湧き上がってきました。自分も含め大人たちは、何か居心地の良い場所に安住しようとしているのではと感じました。松坂さん演じる御上先生に、そんな社会に一石を投じて欲しいという願いを込めて、このドラマを制作しています」と意気込みを明かした。

『3年B組金八先生』や『ドラゴン桜』、『花より男子』『高校教師』など、時代時代で世の中にインパクトを与える学園ドラマを放送してきたTBS。今作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。12月14日には生徒役キャストを一挙解禁予定だ。

日曜劇場『御上先生』は、TBS系にて2025年1月期より毎週日曜21時放送。

松坂桃李、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■主演・松坂桃李

今、時代の流れと共に学校だったり、教育の抱えている問題は大きく変化していっていると思います。『御上先生』は、学校で起きるひとつひとつの問題が社会全体の問題に繋がっているということを強く打ち出しているドラマです。

起きたことにちゃんと向き合い、切り取り、伝えていこうとする、そんな挑戦する姿勢に僕は強く惹かれました。誰か一人が解決していくのではなく、みんなで向き合い、考えていく。日曜日の夜にこのドラマを観て、翌日から学校や職場で考えたり、話し合う機会があちこちで生まれたら、幸いです。

脚本の詩森ろばさんとは『新聞記者』以来です。あの作品によって、僕自身大きな刺激を受けました。詩森さんの書く脚本の展開は非常に攻めていて、読んでいて引き込まれます。今度は連続ドラマというフィールドで何かしらの変化をもたらす作品になればと願っています。

■プロデューサー・飯田和孝

詩森さんと企画を考え始めたのが2020年、コロナ禍。あるアーティストの動画を見たのがきっかけでした。「最近の若者は」などと言われる中、そこにいた若者たちは、自分を精一杯表現し、輝いて見えました。そんな若者たちが輝くドラマを作りたい、と強く思いました。

この5年で目まぐるしく変化してきた社会、特に若い世代の躍進は凄まじいものがあります。しかしながら、大人はそれを受け入れていない? 見ようとしていない? それは単に認めたくないからでは? 保身のため? そんな思いが沸々と湧き上がってきました。自分も含め大人たちは、何か居心地の良い場所に安住しようとしているのではと感じました。

松坂さん演じる御上先生に、そんな社会に一石を投じて欲しいという願いを込めて、このドラマを制作しています。日曜の夜、既存の社会を変えるために立ち上がる御上先生を、ぜひ応援していただければ嬉しいです。

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