【開店前から並ぶお客さんも！】ベスコングルメで川島明さんも行った！「これなら何皿でもいける」激ウマ町中華

こんにちは。中国四川省を旅し、中華料理の魅力にとりつかれたヨムーノライターの蘭ハチコです。なかでも、ホッとする味わいの町中華は定期的に食べたくなります。

今や、空前の町中華ブームといっても過言ではありません。今回は、特によいお店がひしめく浅草へ足をのばしてきました。

TBS『ベスコングルメ〜ベストコンディションで最高の瞬間を！〜』は、麒麟・川島明さんとオードリー・春日俊彰さんが週替わりでMCを務めるグルメ番組。

ゲストとウォーキングした後に絶品グルメをビールで流し込んでいて、毎回ただただひたすらにおいしそうなのです。

2024年8月18日に放送された「上野公園〜浅草でベスコングルメを満喫！」の回で川島さん、俳優・小手伸也さん、3時のヒロイン・福田麻貴さんが訪れていた『中華料理ぼたん』へ行ってきました。

『中華料理ぼたん』は1948年創業の老舗。開店前から、お店の前で待つ常連さんらしき人の姿も見られました。

店内はカウンター席とテーブル席があり、お昼時は平日にもかかわらず大賑わい。次から次へとお客さんがやってきます。

店員さんが案内してくれたのはカウンター席。女性の1人客や家族連れもいて、1人でも複数でも利用しやすい雰囲気です。

この日は、番組で紹介されていた麻婆豆腐（750円税込）と餃子（450円税込）を頼みました。ビール……と言いたくなるのをこらえて、ライス（250円税込）を注文。

写真のメニューの裏面にはラーメン、他にも平日15：00まで限定のお得なセットメニューもありましたよ。

待っている間に店内を見渡すと、俳優・谷原章介さん、ずん・飯尾和樹さんなど芸能人のサインがたくさん貼られ、メディアでも多く取り上げられているようです。

角にはテレビが配置され、どこかほっとする空気感。壁には昔の浅草の写真が飾られ、お店の歴史を物語っています。

どーん！なんともボリューム感のある麻婆豆腐がやってきました！ライスを頼むと、定食スタイルになるようでスープと漬物も。

麻婆豆腐をひとさじすくって口に運ぶと、ふわりとやわらかい豆腐が舌の上でほどけていきました。

よく「歯がいらない」と表現されることもありますが、本当にその通り。するりと喉を通り抜けるなめらかさがあります。

そして、驚くほどやさしい味わい。辛くて痺れるような麻婆豆腐とは一線を画す、まろやかで家庭的な味付けです。

辛さは控えめで、口に入れた瞬間はほぼ感じませんが、じんわりとあとから追いかけてきます。

言うまでもなく、ライスとの相性は抜群。ふわりとした豆腐が、ほんのり温かいごはんの上で溶け合い、一体となって舌の上に広がります。

その瞬間、やさしい甘みとほのかな辛みが織りなすバランスに、思わず目を閉じてしまうほど。

ボリュームがありながら、あっという間に平らげてしまう軽やかさがありました。「これなら何皿でもいける」と思わせるのは、豆腐のやさしい主役感ゆえですね。

そして、餃子。香ばしく焼き色がつき、カリッ、サクッの軽快な食感のあとにモチッとした弾力が舌を包み込みます。

皮はやや厚めでありながら、重たさを感じさせません。餡は野菜が中心で、あっさりとした軽い仕上がり。

具材のうまみがしっかり閉じ込められていて、もう一つ、もう一つと箸を休めることなく、食べてしまいます。

中華スープの具材はねぎだけで、とてもシンプル。キリッとした醤油ベースの輪郭がはっきりした味です。

厨房からは中華鍋の小気味よい音、店内に響く店員さんの活気のある声。そんなBGMのなか、おいしい料理を食べていたら、いつの間にか心まであたたまりました。

どちらも箸を止める理由が見つからない、そんな魅力的な味わいでした。

浅草に行ったらぜひ、訪問してみてくださいね。少し混んでいましたが、1人客も多く回転も早そうでしたよ。

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ライター：蘭ハチコ

業務スーパーとカルディに毎週通う！webライター

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