1. トップ
  2. 松下洸平“牧野”、不安障害を抱える児童の葛藤と成長に寄り添い「涙が止まらない」の声<放課後カルテ>

松下洸平“牧野”、不安障害を抱える児童の葛藤と成長に寄り添い「涙が止まらない」の声<放課後カルテ>

  • 2024.12.8
「放課後カルテ」第8話より (C)日テレ
「放課後カルテ」第8話より (C)日テレ

【写真】交換日記を試みる牧野(松下洸平)と無反応の真愛(英茉)

松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/※Hulu・TVerでも配信)の第8話が12月7日に放送。不安障害を抱える児童の葛藤と成長する姿が描かれ、X(旧Twitter)では「ボロボロ泣いた」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。

学校医が主人公の保健室ヒューマンドラマ

日生マユの同名漫画(講談社「BE・LOVE」所載)が原作の本作は、世代を超えて多くの読者から愛されている作品を初めてドラマ化。学校医として小学校に赴任してきた、文句ばかりで口も態度も大きい問題の小児科医・牧野(松下)が、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマとなっている。

不安障害を抱える児童と交換日記をする牧野

音楽会に向けて各クラスで練習が進む第八小学校。芳野(ホラン千秋)が担任する1年2組の真愛(英茉)は、教室ではクラスメートと一緒に歌うことも話すこともできず、母の彩(野波麻帆)を悩ませていた。自宅ではコミュニケーションに問題はなく、授業態度や成績にも問題のない真愛は、なぜ学校で話すことができないのか。

芳野と彩から相談を受けた牧野(松下)は、真愛が社会的な場面でのみ声が出せなくなる不安障害の一種「場面緘黙」だと診断する。クラスでのケアについて芳野にアドバイスし、育て方が悪かったのかと自分を責める彩と真愛と一緒に自宅を訪ねる。そして、治療方法として真愛との「交換日記」を提案するが、真愛に怖がられてしまう。

後日、牧野と真愛の交換日記について知った篠谷(森川葵)は、まずは牧野が真愛の「友達」になってあげればいいとアドバイスを残す。篠谷のアドバイスを受けて、牧野は真愛と保健室で交換日記を交えてコミュニケーションを図るが真愛の反応はない。中庭に出た牧野がバッタを捕まえて見せると、驚いて牧野に飛びつく真愛。真愛は心の中では牧野を怖がっていなかった。

「放課後カルテ」第8話より (C)日テレ
「放課後カルテ」第8話より (C)日テレ

自分の力で前に進む姿に「大号泣」

その後、教室に戻った真愛は、席替えで前の席になった未沙(沢田優乃)から話しかけられ、交換日記に書いて返答する。少しずつ、筆談を通してコミュニケーションを取れるようになっていた。

音楽会が迫る中、彩は真愛のことを思って音楽会を欠席しようと考えていた。しかし、そのことを知った芳野が、真愛も楽しめる音楽会にすると口走ってしまいプログラム内容に頭を悩ませ、牧野にアドバイスを求める。牧野は、絵を描くことが好きな真愛のことを考えて絵の出し物があるプログラム内容を提案する。

そんな中、治療法の一つとして放課後の学校探検を試みる牧野。「母親が神隠しにあったから探しに行こう」と、真愛の好奇心をくすぐり学校探検へ誘い出すことに。探検の途中、牧野とはぐれてしまった真愛は、牧野を見つけると「いた」と一言発する。交換日記にも、自分の素直な気持ちをつづるようになり、未沙にも手紙を書くことができるようになっていた。

しかし、いざ発表会練習の場面になると歌いたい気持ちとは裏腹に声が出なくなってしまい、悔しくて涙を流す真愛。そんな真愛の成長を目の当たりにし、彩はうれしさから涙を流すのだった。発表会当日、真愛は舞台に上がるとやはり声が出せず、踊ることもできない。しかし、歌の終盤になると口を開き、腕を上にあげる踊りの振りができるように。真愛は、周りの支えと自分の力で一歩前に進むことができたのだった。

不安障害を抱える児童の成長が描かれた第8話。SNSでは「大号泣」「感動するなぁ」「めっちゃ泣いた」「涙が止まらない」「ボロボロ泣いた」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

元記事で読む
の記事をもっとみる