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ネイマール、6歳でスカウトしてくれたコーチの死を悼む 「天国で見守っていて…」

  • 2024.12.8
ネイマール、6歳でスカウトしてくれたコーチの死を悼む 「天国で見守っていて…」
ネイマール、6歳でスカウトしてくれたコーチの死を悼む 「天国で見守っていて…」

Text by 井上大輔(編集部)

来年2月5日の誕生日で33歳になるブラジル代表ネイマール。

2010年に18歳で代表デビューすると、セレソン史上1位となる79ゴールを記録している。

そのネイマールは「僕にサッカーをやらせてくれたこと、両親に初めての入団テストに連れて行ってくれたことを、本当に感謝しています!天国で見守っていてください。ベティーニョ先生、安らかに御眠りください」とのメッセージをSNSに綴った。

ネイマールの父も「今日、私たちの歴史の一部が去った...ベティーニョ先生がいなければ、私の息子(そして私の家族)の物語は違ったものになっていただろう」とSNSに投稿している。

『Globo』によれば、67歳で亡くなったベティーニョさんは、ネイマールを”発見”した元コーチ。

元ブラジル代表ロビーニョも”発掘”したベティーニョさんは、サントスでネイマールがロビーニョの後継者になれるとそのポテンシャルを信じていたそう。今年10月にはこんな話を明かしていたという。

「ネイマールの物語は1998年、サンパウロの砂浜で始まった。私は並外れた才能の出現を目の当たりにする幸運に恵まれた。

その日のことは、はっきりと覚えている。ネイマールの父が友人たちとプレーをしていたとき、スタンドにいた6歳の元気いっぱいの少年が目立っていた。それがネイマールだった。

彼はそのスピードと敏捷性で私を驚かせた。少年のプレーを見て、『この子には何か特別なものがある』と思った。

ネイマールは最初から期待以上だった。トレーニングでは、相手を楽々とドリブルでかわし、見事なゴールを決めるなど、まさに天性の力を発揮した。その才能は疑いようがなかった。

あのシーンは私の記憶に刻み込まれている。それは、我々が稀有な逸材と対面していたことの証明だった」

6歳だったネイマールの才能に度肝を抜かれたとか。

ただ、2人が出会ったのは、ネイマールが9歳だった頃という話もある。

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