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「憧れの方にインタビューする機会が多い1年でした」箱崎みどりアナウンサー

  • 2024.12.8

【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2024<3>】

番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているニッポン放送のアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーの皆さんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2024年を振り返ってもらいました。3人目は、箱崎みどりアナウンサーです。

箱崎みどりアナウンサー
箱崎みどりアナウンサー

憧れの方にインタビューする機会が多い1年でした

――まず、2024年を振り返ってみていかがでしょうか?

今年を振り返ると、憧れの方にインタビューする機会が多い1年でした。

お正月の特別番組「おもしろい本に出会いたい!2024年お正月スペシャル」では、『汝、星のごとく』の凪良ゆうさん、『大ピンチずかん』の鈴木のりたけさんに、お話を伺うことができました。2023年のベストセラー作家おふたりに揃ってご出演いただけて、とても光栄でした。

──他にも、大好きな本にまつわるお仕事はありましたか?

本に関連して言うと、『ビジュアル探検図鑑 小惑星・隕石 46億年の石』の著者・三品隆司さんにご出演いただいたゴールデンウィーク特別番組「宇宙の謎を解くカギ 小惑星にせまる」を企画し出演したり、ニッポン放送フェアを企画して、三省堂書店の一部の店舗で実施していただけたりと、大好きな本をめぐる、わくわくするお仕事をさせていただきました。

──本に限らず、憧れの方にインタビューする機会はありましたか?

子供の頃から応援している、巨人の阿部慎之助監督にインタビューをさせていただきました!! 私が中学生の頃にルーキーとして巨人に入ってきた阿部監督。ルーキー時代から応援していたのでドキドキしながらインタビューしました。監督に就任し開幕を控えたタイミングでしたが、すでに監督らしい、落ち着いた静かなお話ぶりの奥に、確固たる信念を感じました。

そこから、好不調の波はありつつも、着実に勝利を重ね、リーグ優勝を果たしました!「ニッポン放送ショウアップナイター」のスタジオを担当する日は、いつも緊張しますが、今年は楽しみも多いシーズンでした。日本一はベイスターズに譲りましたので、来シーズンも頑張って応援します!!

さらに、11月には、「NEXT STAGEへの提言Ⅱ」で、作家・脚本家の内館牧子さんにお話を伺う機会がありました。亡き祖母が大好きだった内館牧子さん。お目にかかると、とても気さくで、飾らず、魅力的な方で、もっともっとファンになりました。

内館牧子さんへの想いは、記事にも書いたので、ぜひ読んでみてください。

箱崎みどりアナウンサー
箱崎みどりアナウンサー

―― 大好きな本と野球の憧れの方にインタビューすることができたのですね! 他にも、印象に残っている出来事はありますか?

特別番組「箱崎みどりの秋10!」も思い出に残っています。日頃から「箱崎みどりのおさんぽアート」と題して取材を続けている美術館のお話を放送でご紹介できましたし、何より、生放送でたっぷりリスナーの皆さまとお喋りできたのが楽しかったです!

実は、入社して10年以上経ちますが、生放送で、あんなに長い時間、一人で話したのは初めてでした。

番組を無事にお届けできたのは、大いに助けてくださったリスナーの皆さまがいらっしゃったからこそ! 私がハマっている蓮根のレシピから、曲のリクエスト、今日何をしながら聴いてくださっているか、そして、秋の思い出など、たくさんのメールやXのポストをお寄せいただくことができました。

メールが普及してお話ししたことへのリアクションがすぐに返ってくる時代になりましたが、「秋10!」の放送中は、リスナーの皆さまと同じ時間を共有していることを、いつも以上に強く感じました。

お聴きいただいたリスナーの皆さま、そして、反応してくださった皆さま、改めて、本当にありがとうございました。放送中、とても心強かったです。「秋10!」に味をしめて、またやってみたいと思っておりますので、皆さま、ニッポン放送の上層部に届くように、ご意見ご感想をぜひお寄せください!(笑)

そうそう、リスナーの皆さまとのやりとりで言うと、今年の夏休みには、「伊集院光のタネ」で、リスナーの方のお話を聴いた、鳥羽水族館やアドベンチャーワールドに行くことができました。

日本にはラッコが3頭しかいないこと、アドベンチャーワールドではパンダをじっくりゆっくり眺めることができること。日頃から、リスナーの皆さまに教えていただくこと、そして番組などへのご感想が、公私ともに大きな糧になっています。タネへの投稿も、楽しみにお待ちしております!

箱崎みどりアナウンサー
箱崎みどりアナウンサー

実は、小さいころに連れてきてもらった場所なんです。

――今年のカレンダー撮影、いかがでしたでしょうか?

今回、お互い70周年ということでコラボレーションをした、グランドプリンスホテル高輪でカレンダー撮影を行いました。発案者は私です!

――素敵なコラボレーション企画ですね! どのようなきっかけで生まれた企画なのでしょうか?

70周年企画としてアナウンサーが、グランドプリンスホテル高輪の皆さまと相談しながら、スイーツメニューを考えたのですが、ホテルに通う内にカレンダー撮影の時期も近付いてきて……「ここで撮れたら素敵なものができるのでは?」とひらめいて。叶えてくださったグランドプリンスホテル高輪の皆さま、そして、カレンダーの制作チームに感謝しています。

――そんなカレンダーの制作チームに、今回は箱崎さん自身も入られていましたよね。

今回は制作にも携わり、初めて撮影場所の下見にも参加したのですが、「こっちも良いですか?」「ここは撮影できますか?」と、ホテルの方に無理を言い、いろいろな場所を試しました。衣装はアナウンサー本人が選ぶのですが、カメラマンさんはじめスタッフみんなで選んだ撮影場所と、衣装と本人が見事にマッチしている実際のカレンダーを見て感激もひとしおでした!

――今回は4月と11月のページを担当されていますね!

11月のページが、実際にホテルで撮影した写真で、ここは実は、小さいころに祖父母に連れてきてもらった鯉の池の前なんです。そんな思い出の場所で撮影ができて嬉しかったです。

グランドプリンスホテル高輪は長く世代を超えて愛され、家族の思い出になっている場所なんだと改めて感じましたし、同じく70周年を迎えたニッポン放送も、リスナーの方にとって、世代を繋ぐ思い出の場になっていれば、と思います。

私たちのカレンダーに、2025年のあなたの思い出も刻んでいただけたら幸せです!

――2025年の抱負をお聞かせください。

和田アキ子さんが番組のエンディングで仰るように、「穏やかな気持ちで」日々を過ごしたいと、毎年言っているので、毎年できていませんが、2025年こそ、穏やかな気持ちで楽しく暮らしたいです。

また、2025年の抱負とはずれるかもしれませんが、今後もやっていきたいことと言えば、異常気象・気候変動の問題です。9月に担当したSDGsの特別番組『地球のためにできること ~楽しくアクション!SDGs』で気候変動について取り上げて、気候科学者の江守正多先生に解説をしていただいたほか、農業に携わっている方にも、今年の猛暑の影響についてお話を伺いました。

番組を通じて、地球温暖化対策は喫緊の課題であること、温暖化が異常気象に繋がっていること、さらに、自然災害の激甚化や農作物への影響など、私たちの命と生活を脅かしていることへの危機感を新たにしました。

一人一人にできる対策には限りがありますが、地球温暖化対策のためには、社会の仕組みを変えていかなければいけません。周りの方と話したり、SNSで発信したりすることを通して、みんなで地球温暖化対策に取り組んでいきましょう!

私は、気象予報士でもありますし、メディアでお仕事をしている身でもありますので、引き続き、地球温暖化対策についてお伝えしていきたいと考えています。

――最後に、リスナーの皆さまへ、メッセージをお願いします!

いつもお聴きいただき、ありがとうございます! 長く聴いてくださっている方に中継先などでお会いし、昔の番組の思い出を一緒にお話しできるのも、メールやSNSでご感想をいただけるのも、とても嬉しいですし、新しいリスナーの方との出逢いがあることも、ありがたく思っています。

おっちょこちょいで、物忘れが多い私ですが、リスナーの皆さまと一緒に、日々を過ごしていきたいと思っておりますので、2025年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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