ビールみたいに爽やかな恋に酔いしれる！ “酒類業界”が舞台の韓国ドラマ

イ・ジョンウォン×キム・セジョン『酔いしれるロマンス』

暑い季節に飲むビールも最高だが、寒くなってきた今の時季に飲むビールもまたおいしい。今回は、ビールの肴にもぴったりな韓国ドラマ『酔いしれるロマンス』を紹介したい。本作は、人気のクラフトビール“私の名で”を作る醸造所の社長ユン・ミンジュと、業界トップのジサン酒類で営業マンとして働くチェ・ヨンジュが繰り広げる、“酒類業界”を舞台とした一風変わったラブロマンスだ。

ジサン酒類がミンジュの経営するブルワリーを買収しようとしたことがきっかけで、ヨンジュが働く釜山支店が閉鎖の危機に。ミンジュの力を手に入れたい会社から、ミンジュを連れてくれば釜山支店の閉鎖を取り消すと提案されたヨンジュは、ブルワリーに通い、少しずつ距離を縮めていく。

繊細なミンジュと快活なヨンジュ、性格は正反対！

ミンジュは、軍人だった父から厳しく育てられた反動からか、非常に繊細で敏感に他人の感情を読み取る“エンパス”（共感性の高い人）に。そんなミンジュを演じるのは、『夜に咲く花』『悪い記憶の消しゴム～My Memories～』などの話題作に出演するイ・ジョンウォン。ジョンウォンの色白で繊細そうなビジュアルがミンジュのイメージとぴったり重なる。

一方で明るく快活なヒロインのヨンジュを演じるのは、『今日のウェブトゥーン』や『社内お見合い』で主演を務めたキム・セジョン。ヨンジュは、特殊部隊出身という設定で、ドラマ内でもお祭りで見事な射撃の腕前を見せたり、溺れている人を一目散に助けに行ったりなど、ミンジュとはまるっきり正反対の性格だ。

爽やかな二人の恋の行方は？

そんなヨンジュに次第に惹かれていくミンジュなのだが、面白いのがその共感性の高さから、胸のときめきが“自分のもの”なのか“他人のもの”なのかわからないのだ。つい色々と世話を焼いてしまうのも、ヨンジュへの単なる気遣いなのか好意なのか……。

敏感そうに見えてある意味鈍感？ なミンジュと、ネガティブな感情を隠して“大丈夫”と気丈に振る舞うヨンジュ。ビールみたいに爽やかで可愛らしい2人が急接近するのはいつなのか、どんなきっかけなのか。恋の行方を楽しみにすると共に、酒類業界で繰り広げられるドラマにも期待だ。

ちなみに、本作にはおいしそうにビールを飲むシーンが多数登場する。酒好きならば飲みたくなってしまうこと間違いなしなので、好きなお酒と共に楽しむことをおすすめしたい。（文：ヤスミン／ライター）

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