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あなたの夫婦喧嘩の終着点はどこ? 夫婦喧嘩を終わらせる方法3つ

  • 2024.12.8

いくら愛し合って結婚した夫婦とはいえ、価値観がまったく同じ男女は皆無でしょう。一緒に暮らしていれば、喧嘩をすることもあるものです。

今回は、夫婦喧嘩を終わらせるのに効果的な3つの方法を、筆者の体験とともにご紹介します。

夫婦喧嘩が終わらない3つの原因

そもそも、喧嘩がなかなか決着しない夫婦には、どのような原因があるのでしょうか?

大きく次の3つの原因が考えられます。

・意固地になっている
・論理的すれ違い
・精神的に未熟

それぞれ詳しく解説します。

1.意固地になっている

あなたの夫婦喧嘩の終着点はどこ? 夫婦喧嘩を終わらせる方法3つ
恋学[Koi-Gaku]

喧嘩をしているうちに感情がエスカレートし、過度に意固地になってしまったり、相手を負かすことが目的になってしまうパターンです。

相手に勝つことや、自分の正しさを証明することが目的になってしまっているため、非常に不毛です。

筆者は、夫婦喧嘩はパートナーへの理解をいっそう深めたり、夫婦関係をより良い方向へ舵取りするためのチャンスだと考えています。

「パートナーを負かすため」や「自分の正しさを証明するため」といった目的には何の建設性もないため、一刻も早く捨てるのがおすすめです。

2.論理的すれ違い

お互いの理論に整合性がとれないと、いつまでたってもすれ違うばかりでなかなか決着がつかないのは当たり前です。

その場合は、お互いの前提条件を今一度確認してみましょう。もしかするとどこかに前提条件の食い違いや認識の違い、勘違いなどが隠れているかもしれません。

論理的な課題によりなかなか決着がつかない場合は、論理的整合性さえ組み立てられれば早急に合意し、仲直りできる可能性があります。

3.精神的に未熟

相手に批判されたことや、間違いを指摘されたことに逆上するパターンです。こういうタイプは精神的に未熟なので、話し合いができないパターンが多い印象です。

愛するパートナーであれば、精神的に成熟できるよう指南したり一緒に練習してあげたりするのもいいですが、精神的に未熟な人は大半の人からすぐに見捨てられるでしょう。

夫婦喧嘩の中でももっとも厄介なケースといえるかもしれません。

夫婦喧嘩を終わらせる3つの方法

では、夫婦喧嘩を終わらせるには具体的にどのようにすればいいのでしょうか?

夫婦喧嘩を終わらせる3つの方法をご紹介します。

1.自分から謝る

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恋学[Koi-Gaku]

筆者がよくやる方法ですが、喧嘩の原因がどちらにあろうとも、とにかく最初に自分から謝ることです。

これには「相手が話し合いの席につけるよう、メンタルをケアしてあげる」目的があります。

多くの人は、喧嘩をするとメンタルが不安定になります。怒りの感情に駆られたり動揺したり、原因はさまざまでしょう。

そうした中で

「不安にさせて悪かったね」や「自分の言い方に問題があったね」

といった具合に、まず自分から謝ることで、相手は安心感を覚えて冷静に話してくれるようになります。

つまり、次の段階の「話し合い」につなげるための手段です。

しかし、これを実践するには、自分の中の「相手を負かしたい」「自分の正しさを証明したい」といった欲求を克服するスキルが必要です。

2.納得するまで話し合う

お互いに冷静に話し合える状態になったなら、納得いくまで話し合うのもいいでしょう。

ただし、感情的な人やヒステリックなタイプが最後まで冷静に話すのは非常に困難なので、そうした相手に徹底的な話し合いを要求するのは悪手です。

その場合は少しやり方を変え、お互いの譲歩点をすり合わせて相互に納得できる答えを探すか、細かいことにこだわらずただ水に流すのがいいでしょう。

3.受け流す

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恋学[Koi-Gaku]

相手のメンタルをケアしても、理論的に話しても喧嘩が決着しない場合はどうすればいいのでしょうか。

そのお相手はもしかすると「精神的な未熟さに由来する欲求」や、それ意外の動機に基づいて行動している可能性が高いと思われます。

この場合、お相手の真の動機を解明できなければ決着が難しい上に、解明したところで合理的に決着できる確率も高くなさそうなので、受け流して終わらせるのがベターでしょう。

「受け流す」をもう少しわかりやすく言うと、つまりは「相手にしない」ということです。

筆者は個人的に、このような対応しか残されないようなお相手とパートナーシップを築くのはかなり難しいと思うので、関係性の見直しを視野に入れてもいいかもしれません。

夫婦喧嘩は一種のコミュニケーション

夫婦といえど、所詮は他人です。お互いのすべてを理解することは不可能ですし、一生涯に渡って理解が難しい側面もあるでしょう。

男と女ならなおさら、社会的背景や事情、体調などのコンディションまでまるで違いますから、お互いにまったくの齟齬なく理解し合うのは至難の業です。

しかし、それでも一緒にいたいと思うのが、真のパートナーシップでもあります。

そして、パートナーシップを健全に築くのに必要なものは、筆者は「感謝の気持ち」ただ一つだと思います。

たとえ喧嘩をしても、日ごろの感謝があればこそ、お互いへの信頼や絆、愛が揺らぐことはありません。

もしかすると喧嘩を決着する一番の方法は、「相手への感謝を忘れないこと」なのかも──?

Written by はるお

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