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【東京・清澄白河】老舗『京橋千疋屋』の製造直売所へ潜入!限定スイーツ&アウトレット商品に注目

  • 2024.12.8

贈答用のフルーツや、最高品質の果物を使ったスイーツを販売している老舗パーラー「京橋千疋屋」。高級品を扱う果物・スイーツ店というイメージがありますが、実はアウトレット商品を扱う製造直売所があることはご存知ですか。製造直売所では、お得なアウトレット商品や定番品以外にも、直売所でしか購入できない限定商品も販売されているんです。今回は、東京・清澄白河にある『京橋千疋屋 製造直売所』の魅力を丸ごとお届けします。

老舗パーラー『京橋千疋屋』の製造直売所へ潜入!

清澄白河駅から、徒歩約7分の場所にある『千疋屋 製造直売所』。駅周辺には、江戸の町並みを再現した展示が人気の『深川江戸資料館』や、 緑が大きな池を囲う趣深い景色が魅力の『清澄庭園』があり、実はお出かけスポットとしても人気が高い場所です。

どちらの施設も、駅から直売所へ向かう方向に位置しているため、お買い物と一緒に楽しむのもおすすめ。生菓子を持ち帰るかどうかで、観光と買い物の前後を決めても良いですね。
(ちなみに、もう少し離れたところには東京都現代美術館もあります)

道なりに進みながら、通り沿いにあるおしゃれな飲食店やアパレルショップに目を奪われていると、あっという間に直売所に到着。看板にしっかりと「製造直売所」の文字が書かれています。

今回訪れたのは平日の14時頃。平日とはいえ、午後過ぎに訪れたので、商品の売り切れの心配をしつつ……いざ入店です!

まずは定番商品からチェックしていきましょう。

「究極のジャム 130g」 各1,080円
店頭では、さくらんぼ、柚子、いちじく、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、ネーブルオレンジ、マンゴーの8種類のジャムが販売されていました。オンラインショップ等の価格と比べるとやはり少しお買い得。

すぐとなりには、人気No.1商品「ジャム&クッキーセット 2,268円」や、直売所オリジナル商品「ワッフル2個セット 760円」も販売されています。

「フルーツパウンド」も柚子、いちご、チョコ、マンゴーと種類豊富で、各351円とお手頃価格。それぞれ単品で購入できて、自由に組み合わせられるのは嬉しいですね。

「フルーツ焼き菓子」は、ショコラマドレーヌ、カレンツマドレーヌ、アップルティーマドレーヌ、ロランジェが各243円で販売されています。もちろん、それぞれ複数個入りのセットも用意あり◎。

ちなみに「フルーツパウンド8個入り 3,240円」が人気No.2商品とのことでした。確かに個数、価格、持ちのバランスから見ても、贈答用にぴったり。

続いては、筆者も大好きな「フルーツゼリーGRACE『恵み』」。店頭では、さくらんぼ、マンゴー、ラ・フランス、グレープフルーツ、白桃のゼリーが用意されており、価格は各378円。フルーツ好きにはたまらない、果実のごろっと感と濃厚な味わいを楽しめる商品です。

店内には冷凍コーナーもあり、シャーベット、アイスミルク、アイスクリームがそれぞれ各540円で販売されています。筆者が訪れたタイミングで用意されていたフレーバーは、ぶどう、いちご、マスクメロン、オレンジ、グレープフルーツ、ラズベリー、チョコレート、和栗、バナナ、マンゴー、バニラ、抹茶の12種類。

和栗のアイスミルクがすごく気になりましたが、持ち帰りに時間がかかりそうだったので、今回は購入を断念。京橋千疋屋のアイス、一体どんな味がするのでしょうか。絶対美味しいに違いありません…。

ほかにもワンゴーワッフルやメロンワッフルのセット、飲むフルーツゼリー、フルーツカレー(ポーク・ビーフ)など、京橋千疋屋らしい商品が充実しています。

続いては生菓子コーナーをチェックしていきましょう。

直売所限定商品&アウトレット商品も必見!

生菓子のコーナーには、定番のフルーツサバラン、フルーツババロア、フルーツプリン、いちごのショートケーキ、レアチーズケーキ、和栗のモンブランなど、さまざまな洋菓子が用意されています。この日は、14時頃に訪れましたが、まだ全商品揃っているようでした。どのケーキもボリューム満点、いちご一つとっても粒が大きいです。

直売店のオリジナル商品として販売されていたのは、マンゴー杏仁と桃杏仁の2種類。個人的には桃のほうが好みなのですが、人気度合いに惹かれて筆者もマンゴー杏仁を購入しました。マンゴーは味の良し悪しがはっきりしているので期待大です!

生菓子コーナーでは、ほかにもサービス品としてシュークリームがお買い得価格で販売されていました。クリームといちごがたっぷりと乗った京橋千疋屋のシュークリームが、500円以下で購入できるのはとってもお得。

レジ付近には、一部アウトレット商品の販売も。フルーツゼリーが378円から300円に、ジャムが1,080円から900円に、お買い得価格で販売されていました。ポップによると「ラベルが汚れているためサービス品です」とのこと。これぞ直売所ならではの魅力、嬉しいポイントです。

同じようにこわれや欠けなどの理由で、焼菓子が1個100円という破格で販売されていました。ご近所の方が羨ましい限り⋯。

近くの公園でピクニック気分!直売所で購入したものは

今回、直売所で購入したのは「京橋ケーキサンド」と「マンゴー杏仁」。家に持ち帰って食べる予定でしたが、店舗近くの公園の紅葉がすごく綺麗だったので、ピクニック気分でいただくことにしました!

それにしても黄金色に輝く紅葉、すごい迫力ですよね。

京橋ケーキサンド 600円
まずはパイナップル、キウイ、マンゴー、いちごが入った「京橋ケーキサンド」から実食。手に持った重みから期待が高まります。

食べてみると、やはり生クリームのミルキーなコクと、フルーツの爽やかな酸味の組み合わせが絶妙です。スポンジ生地は、しっとりとしていて、きめ細かい口当たり。生クリームは甘さ控えめで、フルーツの甘酸っぱさを引き立てています。

フルーツもどれも濃厚な味わいで、さすが千疋屋としか言えない贅沢な味わい。フルーツサンドにありがちな、“フルーツの水分が染み出している問題”も不思議なくらい無くて、期待を超えてくる美味しさでした。

マンゴー杏仁 350円
続いては、直売所限定の商品「マンゴー杏仁」を実食。フタを開けてみると、中にはマンゴーのソースと果肉がゴロゴロと入っています。

スプーンですくってひと口食べてみると、とろけるような滑らかな舌触り。マンゴーの濃厚な甘さと香りが広がります。やはりマンゴー自体の味わいも濃厚で、クセが全然ないです。杏仁豆腐の優しい甘さと、マンゴーの甘酸っぱさも相性抜群すぎます。

そしてなにより嬉しいのは、杏仁豆腐よりもマンゴーの量のバランス。マンゴーのほうが割合が多いので、最後まで後味さっぱり。飽きることなく、ペロリと食べられました。改めて京橋千疋屋のクオリティの高さに感動です。

今回は、東京・清澄白河にある『京橋千疋屋 製造直売所』をご紹介しました。ジャムや焼き菓子、ゼリー、アイスなどの定番商品をはじめ、限定商品やアウトレット商品も販売している製造直売所。ぜひ、周辺施設の見学や観光と一緒に、直売所でのお得なお買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。清澄白河自体、下町情緒を残しつつも、おしゃれなショップが並ぶモダンな街なので、ただ散策するだけでも楽しめますよ。

『京橋千疋屋 製造直売所』の詳細情報

所在地:東京都江東区深川1-9-10
営業時間:10:00~17:00
休業日:年末年始(祝日や季節イベント等により変更する場合もあり)
アクセス:清澄白河駅から徒歩7分、門前仲町駅から徒歩9分

※販売されている商品の種類や価格は記事掲載時のものです(2024年12月6日時点)

文・写真/滝谷遥

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