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森薗政崇が振り返った静岡の連敗ストップ「1回勝つのが簡単じゃない」 昨季の王者撃破に「3勝目は勝ち方が素晴らしい」【Tリーグ】

  • 2024.12.7
森薗政崇、龍崎東寅 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 森薗政崇、龍崎東寅 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は7日、神奈川県の平塚総合体育館にて行われ、静岡ジェードは木下マイスター東京と対戦。ゲームカウント3ー1で勝利した。

■英田、濱田がシングルスで値千金勝利

森薗政崇監督兼選手は1番手では龍崎東寅とのダブルスで松島輝空、吉村和弘ペア相手には序盤のビハインドを跳ね返して、11-8、11-8で奪取し勝利を収めると、3番手のシングルスでは松島相手に敗れた。しかし、試合は2番手の英田理志が台湾のエース、林昀儒を下し、4番手の濵田 一輝も経験豊富な大島祐哉を退けて、9月29日の金沢ポート戦以来の今季3勝目につなげた。
森薗は試合後に「Tリーグは1回勝つのが簡単じゃない。チームとして勝ちをとるのが簡単じゃないと痛感した」と今季は最下位に沈んでいたチームの勝利に第一声。「僕たちはここまで8連敗をしていて、8連敗は僕がドイツやチェコなどいろんなリーグでやってきたなかでも経験してきたことがなかった」と経験談を明かした。
昨季の王者であるKM東京相手の戦いに「選手全員がフラストレーションを抱えながら戦っていて、今日はダブルスに勝って、英田が奇跡的な勝利をしてくれた」「残りのシーズンは全敗を覚悟したなかで、濱田が苦しいなかで格上の相手を倒してくれた」とチーム一丸の勝利を称えた。
静岡が掴んだ勝利に対して、「たくさんの応援があるなかで自分の責任は感じるけれど、ここにきて3勝目を挙げられた。3勝目の勝ち方が素晴らしかったと今日は思っている」と述べ、「やっとひとつ形になってきた」とチームとしての今後に対して前を向いた。
大きな勝利を収めた静岡は、15日には琉球アスティーダとの対戦を迎える。

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