絶賛食べごろ真っ只中のさつまいも。寒い中、ホクホクの焼きいもを食べるのっていいものですよね。でも今回は、そんな焼きいものイメージをガラリと変える“ザクザク食感“の焼きいもに挑戦しますよ。YouTubeチャンネル『ばくばクック』さんで披露されていた「サクサク焼き芋」は、オーブンやバターは要らず材料3つだけで作れる絶品おやつ。弱火でじっくり引き出したさつまいもの甘みとそのクセになる食感に、わたし、やみつきになってしまいました。
研究熱心な『ばくばクック』さんの、手軽でいて個性的なレシピ
今回参考にさせていただいたのは、チャンネル登録者数109万人越えの人気YouTubeチャンネル『ばくばクック』さん。“スタンスはあくまでも「作ってみた」“とのことですが、同チャンネル内には「これがこれに⁉」や「これでこれが⁉」と度々驚かされる、組み合わせや作り方に意外性が光るレシピがたくさん。研究熱心なばくばクックさんの努力のおかげで、個性的なおいしい料理に、失敗知らずで手軽に挑戦することが出来ます。
フライパンで「サクサク焼き芋」にトライ♪
【材料】
さつまいも…1本
砂糖…さつまいも100gに対して大さじ1ほど
米粉や片栗粉…さつまいも100gに対して大さじ1ほど
油…適量(大さじ1ほど)
(お好みで)
塩…ひとつまみほど
黒いりゴマ…お好み量
【作り方】
1. さつまいもをスライサーで薄切りにし、さらに細切りにしていく。
長さは切りやすい長さで大丈夫。また、さつまいもの皮は剥いても剥かなくてもOK!ばくばクックさんは、今までは剥かずに作っていたそうですが、動画では剥いていました。筆者は剥かずに挑戦♪
JA公式ウェブサイトの「とれたて大百科」によると“皮部には肉質部よりもカルシウムが多く含まれています。また、皮の紫色には抗酸化作用の高いアントシアニンが含まれています。よく洗って皮も活かしましょう。“とのこと。手間も減るし体にもうれしいなんて食べるしかありませんね♪
2. ボウルに1を入れ、砂糖、お好みで塩を加えよく混ぜ合わせ、3〜5分置いておく。
塩を入れることで、甘さが引き立つとのこと♪さつまいもの水分を引き出すとともに、柔らかく扱いやすくしていきます。5分だとあまり水分が出なかったので、追加で5分置いてみると、より水分を引き出すことが出来ました。
3. 2に米粉(または片栗粉)を入れ、よく混ぜ合わせる。
ばくばクックさんは、米粉の方がカリカリサクサク度が増す気がすると言っていたので、今回は米粉を使用してみました。
4. フライパンに油をひき、弱火にかけて温める。温まったら3を入れ、出来るだけさつまいもが重ならないようにフライパンに少し押し付けるようにして丸く広げていく。
重なっても2、3個くらいになるように。ばくばクックさんは、230gのさつまいもを2回に分けて焼いていました。筆者は400g弱のさつまいもを、20cmのフライパンで3回に分けて焼きました。
5. ある程度形がまとまったら3のボウルの底に溜まった水分を、くっついていなそうな所に接着剤感覚で少量かける。裏面に焼き色がつくまで弱火〜中火弱でじっくり焼いていく。
ふんわりさつまいものほんのり甘い香りが漂っています。どこか安心するようなほっこりした気持ちに。
6. 裏面に焼き色がついたらひっくり返し、反対側にも焼き色がつくまで焼いていく。
すでにこんがりおいしそう! 端までしっかりパリパリにするには、フライパンにさつまいもがぴったりつくように、たまに押し付けるようにして焼いていくと良さそうです。
7. 網などに乗せ少し冷まし、お好みで黒ゴマをかけたら完成。
少し冷ますことで砂糖が固まりよりパリパリになるんだとか。
“表面パリパリ中ほっくり“の新しい焼きいも♡
包丁を入れると「バリパリッ」とおいしそうな音♡食べると、表面のザクザク、パリパリ、カリッと歯ごたえと共に香ばしい風味が口に広がります。それでいて中身はホクホク滑らかで、さつまいもらしい食感を楽しめます。砂糖、塩がさつまいもの味を引き立てて、味が濃く感じられるんです。塩は“お好みで“とのことでしたが、断然入れることをおすすめします。
バターも合う!さつまいもの味を際立たせる調味料たち
黒ゴマを噛むと、ふわ〜っと広がるさつまいもとはまた違う香ばしさに、味わいが増します。さつまいもだけでも充分おいしいですが、加えることで完成度がアップ!ばくばクックさんもおすすめしていたので、少し温めてバター(分量外)を乗せてみると、一気に洋風に。バター無しも有りも甲乙つけ難いおいしさに、ついつい手が止まらなくなりあっという間に完食してしまいました。おやつに軽食に、みなさんもぜひお試しください。