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「血管年齢がまさかの!?」たった数年で激変した血管年齢に衝撃【体験談】

  • 2024.12.8

私が38歳のころ。コロナ禍前の健康イベントで初めて「血管年齢」を測る機会がありました。私の結果はなんと28歳! 実年齢に比べて良い測定結果に思わず頬が緩んだのを覚えています。43歳の今、私が肌などの見た目年齢の他に気になるのは体の中の年齢です。そこで血管年齢を思い出して久しぶりに測ってみたら……。

ショック! ひと回りも加齢!?

自分の血管年齢を初めて知ったのは、コロナ禍前のショッピングモールで偶然開催されていた健康イベントでした。洗濯ばさみのような機器に指先を挟むだけの手軽な測定方法でしたが、ショッピングモールという場所柄なのか、測定を待つ人が列になっていました。このとき私は「血管年齢28歳」という測定結果を聞いただけで、並んでいる人への遠慮から血管年齢に関する詳しい説明は聞けませんでした。

当時私は40代を目前に控えた38歳。加齢による変化が気になり始めたころでしたので、実年齢よりも10歳も若い測定結果が出ただけで満足していたのです。

それから血管年齢を測るどころか外出すらままならなかったコロナ禍を経て、加齢による外見の変化に加えて体の中の変化も気になるようになった43歳の現在。ドラッグストアに、健康イベントで体験したような指先で測る血管年齢測定器が設置してあるのを見つけて、久しぶりに血管年齢を測ってみました。

以前の28歳という結果を思い出し私は楽観的でしたが、結果はなんと41歳! 実年齢と変わりはなかったけれど、まざまざと加齢を意識するような結果に、私は改めて血管年齢について詳しく知りたいと思いました。

血管は若返る!? 方法は…

「血管年齢」という言葉はテレビなどで耳にしたことがあったものの、実のところ私は血管年齢とは何なのかよくわかっておらず、若いほうが良いだろうというイメージがあるくらいでした。そこで図書館に行くと、「血管年齢」を題目にしたストレッチの方法を書いた本や料理本などがあり、思わずあれもこれもと借りてしまいました。

本に共通して書かれていたのは、血管年齢がどんな病気に関わるかということ。実年齢とは別に全身を巡る血管の柔軟性を血管年齢と表していて、血流の良し悪しに関係しているそうです。血管年齢の老化は血管が硬くなり血流が悪くなるということで、その状態が進むと動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳梗塞(のうこうそく)など命に関わる病気のリスクが高まるということでした。

そして、食生活やストレス、運動不足などの「生活を改善する」ことで血管年齢の「若返り」が期待できるということも共通して書かれていました。血管年齢が若くなれば血流が良くなり、病気のリスク軽減だけでなく肩懲りや冷えなどの日常的な不調や、肌や髪など外見の改善も期待できるそうです。ネットでも調べてみると、個人差はあるものの早い人では1~2カ月で血管年齢が若返る人もいるとのことでした。

合言葉は「おさかなすきやね」

借りた本で学ぶにつれて、私の血管年齢が20代から40代へ大きく変わった理由がますます気になるようになりました。私はジョギングやジム通いはしていませんが、以前から寝る前など習慣的にストレッチを続けています。そのため私の場合は運動面よりも精神面や食生活の面で原因があるのではないかと思いました。

血管年齢が28歳のころの私の食事は、筑前煮など野菜が中心。本に血液がサラサラになると書かれていた玉ねぎやトマトは特によく食べていました。ところが今はハンバーグなど子どもが好きな肉類が中心です。野菜も食べるようにしていますが、子どもが好きな野菜に偏ってしまいがちでした。

また、精神面では子どものことは大切ですが、子どもとの関わりでストレスを感じないと言ったらうそになります。知らないうちに積もったストレスも血管年齢の加齢につながったのかもしれません。

本に載っていた食生活の改善とは「おさかなすきやね」です。それぞれ「お茶、魚、海藻、納豆、酢、キノコ、野菜、ネギ」の頭文字で、積極的な食事で血管年齢や血流の若返りが期待できるそうです。

今は献立やストレスを発散する方法を考え中です。血管年齢の測定は今の生活を見直す良いきっかけになりました。

まとめ

意識して見るとドラッグストアやショッピングモールなど街角にも血管年齢測定器があちらこちらで設置されているのに気が付きました。

体の診断と言えば健康センターなどで血液を採取するような専用の検査が必要になるかと思っていましたが、その他にもこんなに身近な手段があることに気が付けてよかったです。指を挟むだけの手軽さもチェックを続けやすいので、これからも定期的に血管年齢を測定していきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:岡野 鈴/映画好きな在宅ワーカー。40代になって最初の変化は、涙もろくなったこと。夫と2人の子どもと、3人暮らし。なんでもない平凡な1日が暮らせたら、それだけで感謝。

イラスト/すうみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)


監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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