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【100円ショップ徹底比較】ダイソー「圧縮バッグ」vsキャンドゥ「圧縮ケース」どちらがより圧縮できるか?比べてみた

  • 2024.12.7

すでに我が家では旅行の定番ファスナー式圧縮バッグとは

圧縮バッグのイメージ
圧縮バッグのイメージ

旅行用のファスナー式圧縮バッグをご存じでしょうか。ざっくりいうなら、背中合わせにくっついた2コンパートメント(気室)のファスナーバックの間にそれを1周以上するファスナーを取り付けて、そのファスナーの力で荷物を圧縮してコンパクトにする旅行用パッキングアイテムです。

旅行に持って行く衣類をビニール袋などに入れて、中の空気を抜くことで圧縮する圧縮袋のファスナー版と思っていただくのがいいかと思います。いちいち衣類を詰めた袋の空気を抜く必要のある圧縮袋に比べるとファスナーを閉めるだけでよいので手軽なのが大きなメリットです。

ファスナー式の圧縮バッグで衣類を圧縮しているところ。ファスナーの閉まっている左側がかなり圧縮されていることがわかるでしょう。
ファスナー式の圧縮バッグで衣類を圧縮しているところ。ファスナーの閉まっている左側がかなり圧縮されていることがわかるでしょう。

手軽に旅行の際に衣類を圧縮できるので、ズボラな筆者も愛用しています。そして、このファスナー式の圧縮バッグはダイソーやキャンドゥといった100円ショップでも入手可能です。

サイズやカラーのバリエーションが豊富で少し安いダイソーの「圧縮バッグ」

ダイソー「圧縮バッグ」/左から「圧縮バッグ(20cm×30cm×7cm)」、「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」、「圧縮バッグ(35cm×40cm×15.5cm)」。
ダイソー「圧縮バッグ」/左から「圧縮バッグ(20cm×30cm×7cm)」、「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」、「圧縮バッグ(35cm×40cm×15.5cm)」。

ダイソーのファスナー式「圧縮バッグ」をご存じの方は多いのではないでしょうか?公式通販ダイソーネットストアにもしっかりと掲載されており、いちばん小さい「圧縮バッグ(20cm×30cm×7cm)」が税込み330円。中間サイズの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」は税込み440円。もっとも大きい「圧縮バッグ(35cm×40cm×15.5cm)」は税込み550円となっています。

すべてのサイズでカラーをブラックとグレーから選択できるのもダイソーのファスナー式「圧縮バッグ」の大きな特徴です。本体右下の部分にワンポイントのロゴプリントが施されているのもデザイン上の特徴といえるでしょう。もしかするとすでに持っている方も多いかと思います。

キャンドゥの「圧縮ケース」は、持ち運びやすいハンドル付きで2サイズ1カラー

キャンドゥの「圧縮ケース」/左から「圧縮ケースM」「圧縮ケースL」です。持ち運びしやすいようにハンドルが装備されているのが大きな特徴になっています。
キャンドゥの「圧縮ケース」/左から「圧縮ケースM」「圧縮ケースL」です。持ち運びしやすいようにハンドルが装備されているのが大きな特徴になっています。

一方のキャンドゥの「圧縮ケース」は、筆者が検索したかぎりキャンドゥの公式ネットショップへの掲載はありません。購入したという情報はインターネット上に散見されるので、キャンドゥで販売されていることは間違いないようです。

そのため、筆者が知る限りとなりますが、キャンドゥの「圧縮ケース」は「圧縮ケースM」と「圧縮ケースL」の2サイズ展開で色はブラックのみのようです。サイズは約25×35×14cmと約35×40×15.5cm、価格はそれぞれ税込で550円と660円。ダイソーの「圧縮バッグ」との大きな違いは持ち運びしやすいようにハンドルが付いていることと、少し高いことです。

このダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」の両方を手に入れたら、どちらがより圧縮できるのか、比べてみたくなるのが人情です。

ダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」はどちらが圧縮できるのか?

今回テストに使ったバスタオル4本。1枚のサイズが約110×55cmと一般的なサイズの普通にバスタオルを詰め込みました。
今回テストに使ったバスタオル4本。1枚のサイズが約110×55cmと一般的なサイズの普通にバスタオルを詰め込みました。

ダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」のどちらがより圧縮できるのかを比較するために、筆者はどちらも中間サイズの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」と「圧縮ケースM」(約25×35×14cm)を選択しました。理由は筆者が短期の出張などでいちばんよく使うサイズだからです。

比較の方法としては約55×110cmのバスタオルを4本、2コンパートメントに2本ずつ入れて、ファスナーを閉めて圧縮し、圧縮前の厚みと圧縮後の厚みを比較する方法で行いました。縦横のサイズは同じなので、より薄く圧縮できたほうが優秀ということになります。

ダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」にバスタオルを4本入れると厚みは約16cmになります。
ダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」にバスタオルを4本入れると厚みは約16cmになります。

まずはダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」にバスタオルを4本入れたところ、横からの厚みは約16cmになりました。かなりパツパツの状態です。ファスナーを閉めるのにもちょっと苦戦しました。

ファスナーを閉めて圧縮した後の厚みは約10cm。1/3くらい圧縮されたという感じです。さすがに、それなりの効果が得られていることが数値からも確認できました。いままでの体感以上に圧縮されていたのですね。

続いて、同じバスタオルをキャンドゥの「圧縮ケースM」に詰め込みました。こちらはダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」で使ったバスタオルを入れたので、詰め込みはややラクでした。圧縮前の厚みは約14cm、2cmほど、すでに薄い結果です。

キャンドゥの「圧縮ケースM」のファスナーを閉めて圧縮した後の厚みは約10cmでした。これはダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」での結果と同じです。この結果からダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」とキャンドゥの「圧縮ケースM」の圧縮効果は同じといえます。

圧縮性能面からはダイソー「圧縮バッグ」もキャンドゥの「圧縮ケース」も変わらない

4本のバスタオルを圧縮してパンパンになったダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」。ファスナーを閉めるのも少したいへんです。
4本のバスタオルを圧縮してパンパンになったダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」。ファスナーを閉めるのも少したいへんです。

今回はダイソーの「圧縮バッグ(25cm×35cm×10.5cm)」とキャンドゥの「圧縮ケースM」を実際に比較してみましたが、圧縮性能にほぼ差異はないという結果でした。

ほかのサイズも比べてみる方がベターなのでしょうが、その構造上、サイズによってダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」の圧縮性能に大きな差異が発生するとは思えません。そのためダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」の圧縮性能は「ほぼ同じ」と考えて問題ないでしょう。

筆者は、この結果にとてもスッキリしています。今後、自分が買い増す際も、知人や友人のどちらを買うべきか、聞かれた際も「圧縮性能はほとんど同じなので、あとはデザインなどの好みで」と迷うことなく答えられるからです。

みなさんもダイソーの「圧縮バッグ」とキャンドゥの「圧縮ケース」、どちらか悩んだら、どうぞお好きな方を購入してください!

(千秋)

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