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「硬柔こなせるアナウンサーになりたいです」前島花音アナウンサー

  • 2024.12.7

【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2024<2>】

番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているニッポン放送のアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーの皆さんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2024年を振り返ってもらいました。2人目は、前島花音アナウンサーです。

前島花音アナウンサー
前島花音アナウンサー

リスナーの皆さんと「笑顔にナーレ!」の場を共有できて嬉しかったです

――まず、2024年を振り返ってみて、パッと思いつくことは何でしょうか?

やっぱり、7月13日~15日に行われた「有楽町・笑顔にナーレ!ステーション」ですね。有楽町駅前広場で中継を行ったり、「土田晃之 日曜のへそ」の公開生放送で、イマジンスタジオのホワイエから、観覧しているリスナーさんの声をスタジオ内に届ける役目を果たしました。いつも放送しているコーナーを、公開生放送で、なおかつリスナーさんの声を直接聞くことができたのが良かったです!

――「有楽町・笑顔にナーレ!ステーション」はスタッフ・出演者陣もお祭りのように盛り上がっていましたよね。他にはどんなイベントに出演したのですか?

14日に行われた「ニッポン放送アナウンサートークショー」に出演しました。普段なかなか揃わないアナウンサーが、70周年のこの機会に全員が集まって、普段聞けないようなアナウンサー同士の話を聞けたり、クイズ大会で盛り上がったりと、現場にいたリスナーの皆さんと「笑顔にナーレ!」の場を共有できたことがとても嬉しかったです。また、同期の熊谷アナウンサーと一緒にMCができたことに感動しました。私たちの初鳴きは、65周年記念特別番組だったので!

15日には、「ニッポン放送 歌謡SHOW」に出演しました。前半にホワイトバタフライズのステージがあって、モリタクマーチが披露された時の盛り上がりを、今も鮮明に覚えています!そこに熊谷アナウンサーとともにピンクバタフライズとして出演して、森永卓郎さんと歌を歌うこともできました。また、後半の「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」がきっかけで生まれた『もっこり音頭』を、笑福亭鶴光師匠とお美和子様、LFもっこり社中(東島衣里・新行市佳・熊谷実帆・前島花音)みんなで、歌って踊って披露できたことが嬉しかったです。いつもラジオを聴いてくださっているリスナーの皆さんと一緒になって、踊ったり笑ったりした空間が、まさに開局70周年のキャッチフレーズである「笑顔にナーレ!」にぴったりで、とても素敵な空間だな、と感じました。

――「もっこり音頭」は、作曲:熊谷アナウンサー、編曲:新行アナウンサー、ジャケットイラスト:前島アナウンサー、振り付け:東島アナウンサーと、アナウンサーの皆さんで作り上げた作品ですが、「ニッポン放送歌謡SHOW」に向けていかがでしたか?

4人でたくさんダンス練習をしましたし、カラオケボックスで自主練もしました(笑)。気持ちは本当に文化祭の時のようで、リスナーの皆さんへの感謝の気持ちを伝えるために作り上げていきました。開局75周年も大事にしていきたいし、毎年毎年、リスナーの皆さんと一緒に過ごしていきたいな、と思いました!

前島花音アナウンサー
前島花音アナウンサー

――2023年10月から始まった「垣花正 あなたとハッピー!」内の中継コーナー「前島花音のあなたにハッピー届けたい!」。当初は毎日いろんな場所の会社やお店を訪れる形でしたが、2024年1月からは、1週間同じ商店街のお店から中継する形に変わりました。プチリニューアルしてからはいかがですか?

「温かみを感じる」という点は、プチリニューアルしてからも変わっていないことですね。ただ、月曜日から木曜日で同じ商店街に伺うことで、商店街の歴史や、取材させていただいた商店街の皆さんのお人柄や、お店の方同士の関係性など、色々なことを知ることができて、より愛着が湧きます。また、商店街ごとに開催しているイベントも違えば、雰囲気も違うので、毎週伺っていてとても楽しいです。

――1週間同じ商店街を伺っていると、日を重ねるごとにアットホームな雰囲気になりそうですね!

そうですね!数日前に中継させていただいたお店の方に「花音ちゃん水!」と声をかけてくださったり、お店の前を通ると手を振ってくださったり、「色紙飾ったよー!」と報告してくださったり、本当にあったかい気持ちになります!日を重ねるごとに、その商店街から帰りたくなくなります。

――中継の最後に川柳を詠んで、出演していただいたお店の方の似顔絵を添えた色紙を毎回お渡ししているかと思いますが、イラストがとても上手ですよね!似顔絵を描くときに意識をしていることはありますか?

目元を意識しています。人柄が一番出るのが目元だと思っていて、いつもニコニコしている方は笑いジワが出来ていて温かい気持ちになったり、ハツラツとしている方は凛々しい目をしていたり…。輪郭を描いた後は、まず目元を描くようにしています。

――前島さんがパートナーとして不定期で出演している「伊集院光のタネ」の放送開始から1年が経ちました。今年の4月から「伊集院光のちょいタネ」も始まり、さらに伊集院さんやリスナーの方々とコミュニケーションを取る機会が増えました。この1年いかがでしたか?

「伊集院光のタネ」「伊集院光のちょいタネ」という番組は、リスナーの皆さんのお便りがないと成立しない番組で、1つのタネ(メールテーマ)に対して色々な角度でお便りをくださるから、私たちやリスナーさんが新たな発見をするし、その発見を聴いたリスナーさんがさらなる発見を生む…。「タネがどんどん芽吹いて森になっていく」と伊集院さんが仰っていましたが、本当にその通りで、上に伸びて森になるだけではなく、横にも根っこが広がっていることをひしひしと感じています。

なぜリスナーとしてラジオという媒体が好きだったかというと、「パーソナリティが隣で喋ってくれるような感覚になれるから」なのですが、話し手になった今でも、同じ感覚をリスナーさんに対して感じることができていて、とても嬉しいです。リスナーの皆さんがスタジオに来て、伊集院さんと私に話してくれている感覚になります。ラジオという媒体の温かさを改めて感じています!

前島花音アナウンサー

雰囲気や表情も変化させられるように意識して臨みましたが、いかがでしょうか?

――今年のカレンダー撮影、いかがでしたでしょうか?

グランドプリンスホテル高輪では、いつもと違った雰囲気で撮影することができました!衣装も今まで着用しなかった色や形の洋服に挑戦できたという面白さもあり、新しい表情もお見せできた気がします!1人で2ヶ月分を担当したので、それぞれ服や場所に合わせて、雰囲気や表情も変化させられるように意識して臨みましたが、いかがでしょうか?(ポーズのレパートリーがなくて困っているのですが、今回もカメラマンさんをはじめ、スタッフの皆さんに助けていただいて、形にすることができました!)

また今回は、アクリルペンスタンド(web限定発売・完売)も制作していただき、完成したときの驚きと喜び、そして初めての感覚に不思議な気持ちになりました。リスナーの皆さんがラジオと共に、このカレンダーをたくさん使っていただけたら嬉しいですし、アクリルペンスタンドをお持ちの方は机の上などに置いていただいて、2025年を一緒に過ごせたらいいなと思っています!

――2025年の抱負をお聞かせください。

硬柔こなせるアナウンサーになりたいです。これはアナウンサーとしての永遠の目標であり、課題でもありますが…、ニュースなどを報道する際は分かりやすく、そして伝わるように、一方バラエティではリスナーさんに少しでもホッと一息ついてもらえるような、笑顔になってもらえる放送をお届けしていきたいです。

――最後に、リスナーの皆さまへメッセージをお願いします!

いつも聴いてくださっている方、たまたま聴き始めたという方、どんなきっかけでもニッポン放送を聴いてくださる皆さんは私たちにとって宝物です!2025年があなたにとって、鮮やかであたたかいものになりますように♡

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