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国内外のクリエイターと、日本の美と文化を発信する。【和光アーツアンドカルチャー】

  • 2024.12.7

国の文化的支援が十分ではない中、伝統工芸の世界でも女性たちが活躍するようになってきた日本。職人として働くことを選んだ人、現代に合わせたデザイン提案や技術を伝える人、場所を紹介。

 

 

和光アーツアンドカルチャー

1881年に創業した服部時計店の小売部門を継承して設立された和光。日本の美意識、伝統や技術を大切にしている。

2023年に初の女性社長、庭崎紀代子就任のニュースに続き、24年7月にリニューアルオープンした地階が話題だ。時計の長針と短針に見立てた回転什器を中央に配し、和の木材や石、紙の素材を用いた売り場には、国内外のクリエイターとコラボレーションした唯一無二の商品や、クリエイターと日本の生産地を繋いだアイテムなどが並ぶ。

京都の唐紙工房、かみ添えによるカードや日本のニットウエアCFCLの限定商品もあれば、ニューヨークのT.T×奄美大島の泥染めなども。人と文化が交流し、新たな価値を纏った日本文化に注目したい。

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左:岡山のデニムのデッドストック生地でパリのリュニフォームが限定デザインに。右:びわ湖の淡水パールでシャルロット シェネがデザインしたネックレス。

和光アーツアンドカルチャー
東京都中央区銀座4-5-11 和光 本店地階
03-3562-2111
営)11:00~19:00
休)年末年始
https://www.wako.co.jp/c/artsandculture/

*「フィガロジャポン」2025年1月号より抜粋

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