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「大掃除」の心得と効果のある“そうじ場所”3選【住生活ジャーナリスト・藤原千秋さんに聞く】

  • 2024.12.7

12月に大掃除する人も多いはず。働きながら、子育てしながら、ちょっとめんどくさいという人に向けて、リアルな掃除術が人気の、住生活ジャーナリスト・藤原千秋さんに心構えとおすすめの掃除場所を聞きました。


藤原千秋さんに聞く、大掃除の心構え

☑大掃除、頑張りすぎなくても大丈夫!

掃除は、シンプルに言うと生活環境を清潔にするもの。病気にならないように菌や不潔なものを排除するという感じ。どこまでを清潔と思うかは人によって様ざま。また、働いていると年末ぎりぎりまで出勤するし、帰省もするとなると、家全体を大掃除するというより「ここをやる!」と決めると気ラクにできます。気になっているところを掃除する、もしくはあえて外すくらいでもいいかも。 チェックリストを作って12月中に大掃除、も現実的にはなかなか難しい。逆に今日は大掃除の日!と決めても他の予定があったり疲れてしまう。何度かに分けて家全体を大掃除する場合は、1日1~2時間程度ずつでスケジュールを立てるのがおすすめです。 肝心なのは大掃除によって体調を崩したり疲れてしまうのは元も子もない、ということ。寒い中外に出て水を使うとか、ガレージを片付けるなどは風邪を引いてしまうので必ずやらなきゃと思わなくてもいいと思います。また、寒い冬は汚れが落ちにくいので本当は向いていません。暖かい春やGWなどがおすすめ。

おすすめの掃除場所3選

[1最初はゴミが出る場所]

ゴミを出さないと片付かないので、ゴミ出しをまず最初に。割れ物やフライパン、スプレー缶、コスメ、服など粗大ごみじゃなくても分解や捨て方に注意するものもあるので早めに手を付けて。不要なものがなくなると拭き掃除や掃除機かけもしやすくなります。粗大ごみ収集の日、年内最終収集日をきちんとチェック。

[2 冷蔵庫の整理]

食材を出して整理。けっこう期限切れのものが残っていたりするので、空けてお正月のための食材を入れるスペースも作っておきたい。瓶のふたは材質により不燃や可燃、ガラスはきれいに洗ってあれば資源ごみと分別も必要。

[3 家族みんなが使う場所]

働いていると家事に全振りできない。そんな時は掃除をしたことによって家族が助かる、掃除した感が伝わる場所をきれいにするのがおすすめ。例えば料理する人くらいしか気にならないキッチンの換気扇よりもトイレ、お風呂、玄関などの「皆が使う場所」の掃除を優先してみて。


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