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『ペントハウス』の汚名返上!?【最高視聴率8.5%】アダルトグッズ販売を描いた韓国ドラマ

  • 2024.12.7

こんにちは!韓国ドラマと韓国映画大好きヨムーノライターkiyomi0329です。

ここでは、あの韓国ドラマを代表する作品となった『ペントハウス』で、筆者が一番推しであった悪役を美しく演じたキム・ソヨンが、穏やかな性格を演じる韓国ドラマ『貞淑なお仕事』のネタバレ注意な見どころや視聴率をご紹介しています。

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』( 정숙한 세일즈 )

目的、チャンス、独立を求め、4人の田舎女性が成人用品の販売事業を始め、自己発見のための旅にでる。

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』キャスト

キム・ソヨン、ヨン・ウジン、キム・ソンリョン

  • ハン・ジョンソク役(演:キム・ソヨン)
  • オ・グムヒ役(演:キム・ソンリョン)
  • ソ・ヨンボク役(演:キム・ソニョン)
  • キム・ドヒョン役(演:ヨン・ウジン)
  • イ・ジュリ役(演:イ・セヒ)

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』ネタバレ注意な見どころ

主演キム・ソヨンのギャップ

▲Netflixシリーズ「貞淑なお仕事」独占配信中

まず注目したいのが、主演のキム・ソヨンです。 ドラマ「ペントハウス」では、誇り高い裕福な悪役を演じた姿が印象的でした。(人としていいとろなし!)

しかし、今回の「貞淑なお仕事」では、まったくの真逆! 彼女は控えめで大人しい、いわゆる“貞淑な妻”という妻ジョンスクを演じています。この役どころのギャップが本当に魅力的で、彼女がどう演じるかが大きな見どころの一つです。

高飛車な悪役とは対照的に、ジョンスクの微妙な心情の変化や、繊細な表情を見事に表現するキム・ソヨンの演技力には圧倒されます。彼女はキャリアが素晴らしく、他のドラマもありますが、やはり「ペントハウス」のあのイメージを見事に払拭しました。素晴らしい!

主要メンバーの女性たちの友情と成長

▲Netflixシリーズ「貞淑なお仕事」独占配信中

「貞淑なお仕事」のもう一つの魅力は、主要メンバーの女性たちが築く友情と成長です。 1990年代の保守的な韓国で、彼女たちはそれぞれ異なる困難を抱えながらも、互いに支え合いながら生きていきます。

裕福だけど夫からは一切の愛情表現もなく、家で言いなりの生活をしている妻グムヒや、すぐ仕事を辞める働かない夫を支えるために、家事・育児・仕事を一手に担う妻ジョンスク、夫のいないシングルマザーで美容院を営むジュリ、そして優しい夫がいるものの過去の前科により仕事が見つからず、4人の子供を育てるため大黒柱を担う妻ヨンボク。

それぞれが何かを抱えていて、ヨンボクの一言「傷を共有して絆が深くなる」という言葉には涙がこらえられません。そして、この言葉通り、彼女たちの関係性も強固になり、正直羨ましくもあります。彼女たちが自分の人生に向き合い成長していく姿には、女性として共感を覚えるとともに大きな勇気をもらえるでしょう。

夫の変わらぬ愛

もう一つの見どころは、夫たちの不器用ながらも変わらぬ愛情です。 主人公ジョンスクの夫は除外とします。それよりグムヒの夫ウォンボンがとても魅力的です。

冒頭は、彼は昭和時代の典型的な日本の夫のように、妻に何も言わずに仕事をしてお金を家に持ち帰ることで愛情を表現している夫でした。そして妻にも貞淑さを求めます。しかし物語が進むにつれ、クムヒ自身が変わっていくのと同様に、ウォンボンも変化していきます。

ついには妻に、初対面のお見合いで一目ぼれをしたと妻に話し「まだ綺麗だよ」と言葉にしたり、結婚記念日にはプレゼントを持って帰る夫になりました。(前からだったらもっと素敵)還暦を迎える前の夫婦がこのような関係性を築けていることが素晴らしいです。

ヨンボクの夫ジョンソンは最初からヨンボクの尻に敷かれる、お互いが優しさと思いやりを持ち続けている関係です。この時代の韓国に本当にこんな夫婦がいたら素敵だなあと心底思って見ていました。現代でも夫婦としては理想像です。

丁寧なキャラクター描写

▲Netflixシリーズ「貞淑なお仕事」独占配信中

最後の見どころは、ドラマ全体に見られる丁寧なキャラクター描写です。 正直に言うと、少しかったるいなと感じたシーンや設定もありました。特に恋愛がメインではなく、ヒロインの相手役にあまりときめかなかったので(すみません!)、9話あたりはもう少しテンポを早めてもいいのではと感じることもありました。

しかし、10話や11話あたりでのグムヒの慈愛深さ、ウォンボンの愛情深さ、さらにはやっと再会できた親子が仲良くなる描写があったことで、あのかったるいと思っていた部分が実はその後の感動をより深くするための重要な布石だったのだと納得できました。

このように、一見無駄に感じるようなシーンも、実はキャラクターたちの成長や感情の変化を丁寧に描くために欠かせない要素であることが、このドラマの魅力を一層引き立てています。

「貞淑なお仕事」は、90年代の韓国の厳しい現実の中で奮闘する女性たちの姿を描きながら、彼女たちの成長と絆、そして家族や愛について深く考えさせられる作品です。そして最終話のメイクばっちりなジョンスクに「おお~ペントハウス!」とトキめく人もいたりして。

それぞれのキャラクターが抱える苦悩やそれを乗り越える姿が、私たちに勇気と感動を与えてくれます。ぜひ一度ご覧になって、彼女たちの物語に触れてみてください。

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』視聴率とあらすじ

視聴率(ニールセン・コリア全国)

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』全12話の平均視聴率は5.37%でした。 最高視聴率は最終回(第12話)の8.5%。 最低視聴率は第1話の3.8%でした。

あらすじ

1992年の田舎町で、生きがい、チャンス、自立を求めてアダルトグッズの販売に乗り出した4人の女性。本当の自分を見つけるための大きな一歩を踏み出していく。

韓国ドラマ『貞淑なお仕事』と合わせてチェックしてほしい韓国ドラマ

韓国ドラマ『ペントハウス』

Ⓒ SBS

韓国ドラマ界では知名度抜群の作品なので、長すぎた3シーズンを見終えましたが……いやぁ……これは……なかなかですね。

高校生が関わる校内いじめ問題と、その保護者間で起きる殺人事件が並行して話が進むので長い(笑)。 韓国ドラマ"あるある”を覆す「まさかの復しゅう失敗!?」という展開がヤバいです。

韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』

▲Netflixシリーズ「ハイバイ、ママ!」独占配信中

スタジオドラゴン制作の「Hi Bye, Mama」です。 カタカナだと、「バイバイ( Bye Bye)、ママ」と見えてしまい、親子の別れの泣けるドラマかな?と、勝手な勘違い想像から視聴しました。

が、ママが幽霊となって帰ってくるという展開で、めっちゃコメディやんか……と、裏切られた気持ちになった前半戦。 確かに作品名は「ハイ( Hi )」から始まってました……。

だがしかし!!!!! 久しぶりにおすすめしたい作品と出会いましたね。

母と子。 母と娘。

これが日本のドラマでは味わえない韓国ドラマの醍醐味というヒューマンドラマ。 最終回(第16話)のタネ明しがさすがスタジオドラゴンです。

ライター:ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム(stay home)をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム(女性2名、男性1名)。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る?」の参考になれば嬉しいです。

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