リリー・ローズ・デップ、両親の子育て方針に感謝

リリー・ローズ・デップが、両親のジョニー・デップとヴァネッサ・パラディ、そして弟のジャックについコメントした。世界中を移動しながらも、子どもらしい生活を送れるよう心を砕いてくれた両親に感謝しているとして、「いつか時が来たら子どもは絶対に欲しいし、どこへでも連れて行くつもり。自分もそうやって育って、友達と一緒に学校に行きたいと思ったこともあるけれど、大人になった今は感謝しています」と『インタビュー・マガジン』の取材で語った。

16歳の頃からの友人で、仕事で行き詰ったときには相談もするというナタリー・ポートマンと行った対談で、リリーはこう続ける。「両親が一緒に連れて行ってくれたおかげで、あちこちを旅行できたし、見知らぬ土地でもちゃんとした生活を送れるよう努力してくれていたんだと今になって感謝している。毎週末楽しいイベントがあったし、公園にも遊びに連れて行ってくれた。当時はわからなかったけれど、私たちがくつろげるよう、両親は意図的に行動してくれていたんだと思う」

昨年、HBOの主演ドラマ「THE IDOL／ジ・アイドル」が物議を醸したリリーは、ロバート・エガース監督が往年の名作ホラー『吸血鬼ノスフェラトゥ』（2005）をリメイクした『Nosferatu（原題）』の公開を控えている。批評家から高い評価を得ている本作について、「弟と私は小さい頃ドラキュラにすごくハマっていたから、この映画は私にとって特別な作品。弟はドラキュラの格好で登校していた」と振り返る。

そして「史上最高にクール」だという22歳のジャックについて、こう語る。「『この役をもらえたら、やっと弟にクールだと思ってもらえる』と思った。兄弟あるあるだけど、小さい頃は自分の方がクールだったのに、大人になると弟の方がクールに見える。『一緒に行こう！』と誘っても、『忙しい』とか言って断られてしまう。でもこの映画でポイントを稼いだと思う」

Text: Tae Terai

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