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結婚式に白ドレスできた友人「ご祝儀は3千円ね」その後、自分の結婚式で大どんでん返し!

  • 2024.12.8

結婚式の招待客を決めるのは、なかなか気を遣うもの……。一番の親友には出席してほしいのですが、同じクラスや部活だったわけではないので、招待するとなるとひとりぼっちになってしまいます。それを避けるためには、共通の友人であるミナに声をかけるしかありません。迷っていた私に気付いた親友は、1人でもいいと言ってくれたものの、その会話がミナの耳に入ってしまったよう。出席する気満々のミナを断れずに、招待することにしたのですが……。

まるでウエディングドレス!?

こともあろうに、ミナは真っ白のドレスを着て披露宴にやってきました。今は昔ほど結婚式のマナーにうるさくないとはいえ、まるでウエディングドレスかのような白いドレスはさすがに控えてほしいもの……。

ミナの姿を見て驚いていた私を察し、親友が「さすがにこのドレスはない」と伝えてくれたものの、ミナは「そんな法律ないでしょ?」と言ったよう。こんなにも招待客がざわついているのに何も気にしていないのは、あまりにデリカシーがないのではないでしょうか。

彼女はさらに非常識っぷりを披露。自分のほうが白いドレスは似合う、自分が着たほうがきれいだと大きな声で言い、会場に微妙な空気が流れます。

さらにミナは、ドレス代がかかったからご祝儀は3千円と言って、しわくちゃのお札を包まずにそのまま渡してきました。親友が止めるのも聞かず、呼ばれて渋々来たのだからドレス代は負担してもらって当たり前だという主張を曲げません。

怒りを通り越して、ため息をつくしかありませんでした。

なんとか終えた結婚式

そんなミナの言動のせいで一度は盛り下がった会場も、ケーキの登場でなんとか盛り返すことができ、ひと安心!私たちが楽しいひとときを過ごしている間、ミナはたらふく飲み食いしたのち、引き出物を持ってさっさと帰ってしまいました。

後味の悪い披露宴になってしまったものの、そんな私を気遣ってたくさんの友人が連絡をくれたので、とても幸せな気持ちになりました。私は友人に恵まれています。

しかしそれから半年したある日のこと。わが家に結婚式の招待状が届きました。送り主はミナ。正直、もう顔も見たくなく、行きたくないというのが本音です。

しかし、結婚式に来てもらった手前、参加せざるをえないと思い、覚悟を決めました。

友人みんながキャンセル!?寂しい結婚式

当日式場に着くと、なぜか奥の部屋へと案内されました。そこにいたのはミナとその両親です。ミナは私をキッとにらみ、友人たちが今日来ないのは私のせいだといいがかりをつけました。

もちろん私は、ミナの結婚式に行かないようにと誰かに言うようなことはしていません。しかし、私の結婚式でのミナの振る舞いは噂になって広まったようで、それを聞いた友人が欠席を決めたのでしょう。それなのに、慰謝料を請求するとまで言われてしまいます……。

そこで私は欠席の返事をした友だちに電話をかけてみることにしました。これ以上責められるのであれば、友だちの本音を直接聞くしかありません。

電話に出た親友は、私の披露宴でのミナの非常識っぷりを非難。もう関わりたくないと言っていました。そんな会話を漏れ聞いたミナの両親は「そんなことは聞いていない」という顔をしています。

私が電話を切ると両親は私に平謝り。私の披露宴での無礼や、友人が来ないのを私のせいにしたことをしっかりと反省してくれました。

非常識な友人が失ったもの

この状態で私が出席したら、ミナも気まずいはず……。私は結婚式への参加を取りやめ、帰宅しました。ミナは結局友人から祝福されることのないまま結婚したようです。

あれから、私や友人たちはミナに会っていません。ミナからも連絡がないようです。

私の結婚式でのミナの振る舞いは、ただ非常識だったのか、私への嫌がらせだったか、今となってはわかりません。いずれにせよ、良かれと思ってした親友のアドバイスを無視したのは事実。 そんな振る舞いをしたせいで、たくさんの友人を失ってしまったのでした。

人生において友人の存在はとても大切なもの。しかし、たった一度の心無い行動によって、長年築き上げてきた信頼関係が一瞬で崩れてしまうこともあるのです。友人関係も人と人との関わり合い。思いやりを持って接していきたいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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