【どうぶつ顔タイプ診断つき】丸顔＆余白のある顔に立体感をプラスするメイク術【コアラさんタイプ】

まずは診断をする

可愛いメイクを見て、自分の顔で試してみるとしっくりこないし、むしろ、コンプレックスが気になってしまう……。そんな経験がある人も多いはず。その原因は「自分の骨格を知れば、解決できる」と語るのは、ヘアメイクアップアーティストのイガリシノブさん。骨格をより生かすメイクを追求して辿りついたのが４つのどうぶつタイプ。まずは、診断から自分のタイプを知り、イガリ流のメイクテクを習得しよう。

教えてくれたのは……

へア&メイクアップアーティスト

イガリシノブさん

唯一無二の理論とアイディアから紡ぎ出す独自のテクは「イガリメイク」と呼ばれ、つねにトレンドのど真ん中に君臨している。コスメブランドWHOMEEやBABYMEEのディレクターとしての一面も。母子生活支援施設で母子向けのメイク講座を開催するなど、社会貢献活動も積極的に行っている。
Instagram：＠igari_shinobu
YouTube：イガリメイク

イガリシノブ流のどうぶつ顔タイプって？

骨格タイプ別の魅力をMAXに引き上げるメイク。
“残念メイク”を回避するためにも有効

イガリシノブさん

「人の顔は、面長、頬骨が張っている、おでこが広い、目が離れている……など、骨格をベースとした個性があります。そういった特徴的な部分はコンプレックスと捉えられがちで、メイクで隠す人も少なくありません。ですが、生まれ持った“素材”を無理に打ち消そうとすると、どうしても違和感が出やすくなります。骨格や顔の特徴を生かしながら、より美しさを引き出すために必要なメイクができれば、悩みだった部分はチャームポイントになります。今回は、そんなメイクをタイプ別に提案！ それには、自分の骨格を知ることが大切です。コンプレックスだといわれがちな顔の特徴を４つに分類したコアラ、キリン、さかな、ゴリラからご自身に当てはまるタイプをチェックして」

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コアラさんタイプの特徴

・顔の形が丸みを帯びている
・顔の外側の“余白”が多い印象
・パーツが小さめで中心に寄っている
・鼻の存在感がある（横幅が広い、丸みがあるetc…）
・凹凸が少ない
・幼く愛嬌のある印象
・カチューシャやキャップなどの帽子があまり似合わない
・R＆Bシンガー系メイクが似合わない

コアラさんタイプの骨格メイク術で重視すべきこと

イガリシノブさん

「コアラさんタイプは、大胆にチークやハイライトを使って両眉山の内側をふっくらと見せて立体感を演出し、骨格を整えます。そうすることで眉山より外側にある顔の側面が奥まった欧米人的な骨格に寄せることができ、フラットな丸顔感や顔の余白が多い印象を弱めることができます。このようにコアラ特有の骨格を補正すれば、ポイントメイクがいつも通りのメイクだとしても、かなり印象が変化し、似合うメイクの幅が広がるはず！」

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コアラさんタイプの骨格メイク術

POINT１ 顔の中央にチークを大胆に入れて、ふっくら感を演出

小鼻の横からほうれい線をなぞり、頬の下までチークをのせて指でポンポンとなじませる。小鼻と頬の間にある溝をならすことができるため、顔の中央がふっくらとした印象に。額は、眉山の上に縦線を描くようにチークをのせ、指でトントンなじませる。眉山の上に丸みをもたせる。指でぼかしたあと、ファンデブラシなどでなじませると、より自然に。

使用アイテム

ファシオ マルチフェイス スティック

02 Baby Cheek

4g / ￥990（編集部調べ）

POINT２ ハイライトで顔の真ん中が前に出るような視覚効果を演出

ハイライトパウダーをブラシに取り、鼻根、鼻筋、顎先、目尻の下の頬骨、目頭の下から鼻の側面に沿ってのせ、なじませる。この効果によって、顔の真ん中が前にぐっと出たような印象になり、顔の側面が奥にいくような立体感が手に入る。

使用アイテム

Glint バイ・ビディボブハイライター

04

¥2200

POINT３ 眉の位置を上にあげる

アイブロウメイクは、眉頭を強調するイメージで書き足すと、眉から目の距離が開いて見え、顔の縦の距離感を強調することができるため、丸顔印象がやわらぐ。

完成！

撮影／市谷明美 ヘアメイク／イガリシノブ（BEAUTRIUM） モデル／渡辺瑛美子（VOCE編集部） 取材・文／金子優子 構成／剱持百香