1. トップ
  2. エンタメ
  3. 私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】

  • 2024.12.13

こんにちは!

ファッジーナのSAKURAです。

 

気づけば2024年もあと少し

皆さんは今年1年どんな年でしたでしょうか?

 

今回選んだ作品は大好きなスピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』です。

1年の締めくくりに最高のエンターテイメントをお送りします。

 

“ちょっと先”の未来を描くSF傑作

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp

スピルバーグ監督の代表作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、30年後の未来(2015)が描かれ、当時の人は未来の光景に心躍らせたはずです。

今回も舞台は2045年。映画公開時から27年後の未来を舞台にしています。

 

当時話題になり始めたVRは、まだ世間全体に浸透せずともコロナ禍で急速に発展していきました。

 

そんな未来を予測したかのように、VRの世界を映画にしたのがこの作品。

もしかしたら2045年はこんな世界になってるかも?なんて本気で思わせてしまう監督の妙手が光ります。

 

散りばめられたオマージュ

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp

オマージュとは、既存の作品に敬意を込めて真似るという意味です。

この作品は映画やゲームのオマージュが盛りだくさん!

スピルバーグの映画愛が詰め込まれています。

 

例えば主人公のオアシス内での愛車は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン

ゲーム内にはキングコング、チャッキーなどなど有名キャラクターが登場。

最後の決戦でメカゴジラとガンダムが戦うシーンは、監督の日本への愛も込められていると思っています。どちらも日本生まれですからね!

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp

 

そして私が最も感動したのは『シャイニング』のシーン。

主人公たちが映画の世界に入っていくという設定で、映画館の名前はその名も「the OverLook」。これはシャイニングの舞台「Over Look Hotel」から取ってきています。一瞬しか映らないので瞬き注意!

 

中に入るとそこはシャイニングそのもの!

セットそのまま、廊下の模様もドアの色もロビーの細部まで何もかも!

そして聞き覚えのある音楽!本当のシャイニングを観ているかのよう!

本物より怖いですけどね、、

 

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
シャイニング ダニーと三輪車

 

よくみるとダニーが乗ってた三輪車とか廊下に置いてあるんですよね。

細かいところまで再現度高すぎます!

 

映画やゲームが好きな人はそこも楽しんで観てみるとより一層楽しめると思います!

 

『レディ・プレイヤー1』あらすじ

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp

時は2045年

人類は現実逃避のために、オアシスというVRの世界に入り浸る

どこでも誰でもゴーグルをつけてオアシスに飛び込めば、そこは現実を離れた仮想空間

誰にでもなれるし、なんだってできる

 

オアシスにはもう一つ、ある秘密が隠されていた

それは

オアシスの創始者である亡きハーディの遺言により、オアシス内にある3つの鍵を得たものにオアシスの所有権と多額の金を遺すというもの

誰しもが億万長者になれる可能性を秘めている

 

スラムに住む主人公のウェイドもその鍵を探す1人。

オアシスで出会った仲間と隠された3つの鍵を探し出そうとする。

 

この映画の見どころはやはりVRの世界観を楽しめるところ。

宙に浮いて踊ったり、はたまた戦闘ゲームで生死を彷徨ったり、現実ではできないことを人々はVRの世界で楽しんでいます。

 

そしてその世界でできた仲間が現実世界でどう関わってくるかというのも注目!

監督が今の世の中に何を伝えたいのか、最後になれば気がつきます。

 

本当に最高のエンターテイメントです!

 

そして、突然ですが私は今回の記事でファッジーナを卒業します。

今まで多くの作品を紹介させていただきましたが、そのどれをとってもいまだに観た時のワクワクを思い出します。

 

初めて映画が芸術だと教えてくれたチャップリン

3部作を1日で観きってしまった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

JKローリングの想像力に感激した『ハリーポッター』

ホラーの概念を覆す『シャイニング』

日本人の人情に熱く心を打たれる『男はつらいよ』

映画を愛する心を思い出させてくれる『ニューシネマパラダイス』

 

私たちは映画館のシートに身を委ね、ポップコーンを携えて映画を観るだけで、違う世界へ行くことができるのです。

時にあなたの心に直接話しかけてくる映画に出会うことができるでしょう。

その瞬間の喜び!

そのために今日も映画を観るのです。

 

最後になりますが、今まで私の記事を読んでくださり誠にありがとうございました。

映画をこんなに語ることが出来て、本当に幸せでした!

“ある日どこかで”またお会いできたら嬉しいです!それでは、さようなら!

 

私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp
私史上最高のエンタメ作品『レディ・プレイヤー1』【FUDGENA:SAKURAのCINEMA STANDARD vol.30】
出典 FUDGE.jp

SAKURA

1997年生まれ
大学では芸術学を専攻。
好きなものは映画と海外ドラマとジャズ。

現在は学生兼フリーライター
イラストも描いてます♩

元記事で読む
の記事をもっとみる