「一之輔さんはラジオの良さをそのまま体現しているような方です」増山さやかアナウンサー

【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2024＜1＞】

番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているニッポン放送のアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーの皆さんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2024年を振り返ってもらいました。1人目は、増山さやかアナウンサーです。

今リスナーさんとの交流ができているのはとても嬉しいです

――最初に、2024年を振り返っていかがでしょうか？

今年は「春風亭一之輔 あなたとハッピー！」が始まって丸5年の年でした。一之輔さん、スタッフともにワンパクな子供のようなノリ、毎週楽しく放送しています。一之輔さんは、無理に華やかさを求めず、「普通が一番！」という方です。ラジオの良さをそのまま体現しているような感じですよね。

あの決して人を傷つけることのない毒っ気。とても優しい方なのですが、その一言ではくくれないところが一之輔さんの魅力ですよね。

――一之輔さんの「普通の良さ」というのは番組コーナーにも表れている気がします。「いちのすけっとが行く！」ではリスナーの方の元に伺っていますよね。

一之輔さんがリスナーの皆さんのお困りごと・依頼に応えて、助っ人として直接出向くコーナーで、これまでに様々なリスナーさんの元に伺って、依頼にお応えしてきました。

――そういう場でリスナーの皆さんと直接交流できるものいいですね。

私も、保護犬のお散歩や結婚パーティーなどに伺いましたが、リスナーさんと触れ合う機会が減っている中、会ってお話ができるのは新しい発見があって嬉しいですね。いつもどういう環境で番組を聴いてくださっているのかが分かったり……例えば、広い農園の真ん中に大きなラジオを置いて近所に響き渡るのでは？ という大ボリュームで放送を聴いてくださっていたりするんです。リスナーさんとの距離が縮まる気がします。

――増山アナウンサーは、「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！」でもアシスタントを務めていらっしゃいます。こちらはニュース番組ですが、意識されていることはあるのでしょうか？

ニュース番組だから、ということはないかもしれません。この番組は辛坊さんがどんな発言をするのかということを楽しみしている方が多いと思うので、辛坊さんに委ねながらもトークをアシストできるように、といったことでしょうか。

――“独自の視点でズーム”する番組ですものね。

辛坊さんって不思議な方で、皆さんもご存じの通り、ヨットで太平洋を横断したり、島巡りをしたりと行動力があってスケールも大きい方なのに、レタスの1円・10円単位の違いにこだわるような一面も。これからも、そんな辛坊さんが作り出す“辛坊治郎ショー”を特等席で楽しみたいと思います。

今回はあなたとのコラボと思っていただけたら嬉しいです

――今年のカレンダー撮影、いかがでしたでしょうか？

5月のページでは薄ピンク色のワンピースを着ています。ちょっとお姫様のような衣装で、選んだはいいものの、いざ撮影となったときに少し気恥ずかしくもありましたが、プリンスホテル高輪の日本庭園で、オブジェに腰をかけてニッコリ……してみました。大目に見てください！

10月はニッポン放送のベランダでの1枚。水彩画のようなスカートの柄がお気に入りです。頑張って（？）微笑んでいます。

今年は新しいスタッフも交えてなごやかな雰囲気の中での撮影でした。その空気感も伝わるといいなと思っています。

――2025年の抱負をお聞かせください。

普段から壮大な目標をたてたりすることがあまりないので、2025年も粛々とという感じでしょうか……。

様々なシーンで前年と変わらないでいる、ということが簡単ではないなと思う今日この頃、気分よく過ごせる一年になるといいなと思います。強いて言えば、体力をつける！ でしょうか。

――最後に、リスナーの皆さまへ、メッセージをお願いします！

今回のカレンダーはアナウンサー同士のコラボページはありませんが、各月のアナウンサーと購入してくださったあなたとのコラボと思っていただけたら嬉しいです！ あなたにとってすてきな一年になりますように。今年もオンエアを通してあなたの生活をちょこっと彩ることができたら嬉しいです。