グレーのニットで肌見せに挑戦
グレーのニットカーディガンを着用したスタイルを、各都市のコレクションのオフランウェイで多数キャッチした。下のボタンを開けて肌を見せて抜け感を狙えば、大定番のアイテムながら新鮮な仕上がりに。アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)のデニムのようなバギーシルエットのパンツを選んで緩やかなAラインを作り、ストリートなムードを醸すのがポイントだ。人気アーティストのロザリアも大胆な肌見せを実践中の模様。
カーディガンタイプはもちろん、下のスナップのようにクロップド丈や変形ニットも肌見せにはぴったり。重たくなりがちな秋冬のコーデをヘルシーかつ軽やかに仕上げて。
ブラック×オーバーサイズで大人のエレガンスを目指して
シンガーでビヨンセの妹としても知られるソランジュは、ブラックのニットとレーススカートをセンシュアルに着こなした。ブラックのニットをシックに纏うなら、ロング丈かつオーバーサイズを選ぶのがベター。ワイドシルエットのパンツやスカートを合わせ、ブラックのミニマルなバッグを持てば、街に溶け込むモードなスタイルを演出できる。
プレッピースタイルは「テニスコア」にも注目を
コレクション会場で見かける機会が増えたプレッピーなケーブルニット。インナーにはシャツを選び、トレンチコートやダウンベスト、ブレザーと組み合わせればシンプルなプレッピースタイルの完成。今年は、クロップド丈ニットやミニ丈ショーツでの肌見せやボトムスにデニムスカートをチョイスするなど、意外性のあるアクセントを効かせるのが正解だ。ゼンデイヤが火付け役となって流行した「テニスコア」スタイルとも相性バツグンなので、年内に一度はトライしてみたいところ。
襟付きニットはきちんと感が狙える
新たにニットを買い足すならば、品の良さと知的なムードを醸す襟付きアイテムもオススメ。素肌に着用するだけでサマになるアイテムは、Z世代を夢中にさせたちょっぴり“オタクっぽい”ムードを漂わせるトレンド「ギークシック」にもフィットする。アーティストのカミラ・カベロは、ミュウミュウ(MIU MIU)のニットポロのインにシャツをレイヤードする玄人な着こなしを披露した。
トレンドカラー「カーキ」を取り入れて
今シーズンらしいカラーといえば、やはりトレンドのカーキ一択。2024-25年秋冬に着こなすなら、ミリタリーやワークウェアといったカジュアルな定番スタイルではなく、エレガンスを意識したい。上のスナップは、全身同系色ながら、それぞれ異なるトーンを選びグラデーションを活かしたコーディネート。一方、下の2つのスナップのように、トップとボトムのカラーを統一するのも◎。
街に馴染むベージュのニットセットアップ
クラシックでスタイル問わないベージュのニットは、トライしやすいアイテム。スナップのようなニットスカートとのセットアップは、スウェットかのように気軽で動きやすいにも関わらず、カジュアル過ぎないのが魅力だ。モード感溢れるサングラスやギークなテイストのシルバーフレームのアイウェア、そしてヴィヴィッドなタイツなど強めのアクセントを効かせ、“脱ほっこり”を狙って。
Photos: Getty Images
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