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「孤独を感じることもありました」日本代表FWが明かす異国の苦悩

  • 2024.12.6
「孤独を感じることもありました」日本代表FWが明かす異国の苦悩
「孤独を感じることもありました」日本代表FWが明かす異国の苦悩

Text by 編集部補佐

オランダ1部リーグNECナイメヘンに所属する日本代表FW小川航基が同国での生活について語った。5日、オランダ『voetbalzone』が伝えた。

チームメイトである佐野航大、塩貝健人の二人とそろって記者会見に出席した小川。3人の中で1番初めにオランダにやって来た日本代表ストライカーは、2023年に当時J1の横浜FCから期限付き移籍で加入後、ここまでNECで51試合に出場し、22得点を記録している。

現在は完全移籍を果たし、同クラブに馴染んでいる小川だが、「(移籍当初)知っていた言葉は『おはよう』と『こんにちは』だけでした」と口にし、オランダ語はまったく知らなかったと明かした。

小川は現在も英語のレッスンを受けているらしく、「週に一度、クラブで英語のレッスンを受け、さらにもう1日は友人の家で英語のレッスンを受けています。勉強はかなり嫌いなのですが、言語をマスターする必要があることは分かっています。僕はヨーロッパに長く滞在するつもりですし、英語をマスターしないと、それは非常に難しいと思う。だから実際は、週に2回よりもずっと頻繁に英語を練習しています。誰かに何かを聞きたいときは、みんなが英語で話し返すので、英語で聞くことにしている」と異国での生活に触れた。

オランダに初めて足を踏み入れたときの新鮮さを、いまでも覚えているという日本代表のストライカー。同クラブで受けた、温かい歓迎に感謝を口にした。

また、街の人々もフレンドリーだったようで、「練習に参加する前から、街の人々は僕の名前を知っていました。彼らは僕のチャントを歌って、一緒に写真を撮りたがってくれました。オランダ人は日本人と違って恥ずかしがり屋ではないですね」と発見があったようだ。

妻と娘を連れてNECに移籍した小川。慣れない地で暮らすサポートをしてくれている妻のために、移籍当初は街中のあらゆる場所へ出かけていたようだが、時には日本が恋しかったという。

「日本語を話す相手がいなくて、孤独を感じることもありました。でも佐野と塩貝も入団したとき、それは変わった。いまでは日本語で話すことができて、それがいいこともある。彼らも同じように感じてくれていると、うれしいです」

オランダの地で活躍し、日本代表ではここまで9試合9得点挙げている小川。今後の活躍に注目が集まる。

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