自分に対しての自信がみなぎっていて、言動の端々に自分を高く見積もっているような雰囲気をにじませる人のことを自信家と言います。自信家であることは、チャンスをものにしたり難しい局面を乗り切ったりする力になります。しかし一方で、態度が大きくなりやすかったり、過信してしまったりするリスクもあります。あなたの“自信家度”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか? 直感でお答えください。
1.ダンベル
2.糸電話
3.ヌンチャク
4.縄跳び
1.ダンベルに見えた人は「自信家度80%」
図形がダンベルに見えた人は、「自信家度が80%」とかなり高めかもしれません。あなたは自分に対しての自信にみなぎっており、自分は特別な存在だと無意識のうちに感じてしまっているのではないでしょうか。そのため、振る舞いは堂々としており威厳がありますが、一方で少し威圧的な印象を与えたり偉そうに見られたりすることがありそうです。
このタイプの人は、自己主張がはっきりとしており、我を押し通そうとするところがありそうです。芯が強くブレませんし、他人の意見にはあまり耳を貸そうとしないでしょう。意見がぶつかると、相手が折れるまで自分の意見を押し通そうとしがちかもしれません。自分が正しいと思っており、謝ったり間違いを認めたりすることは苦手そうです。
自信家ゆえに、難しそうなことでも挑戦する勇気がありますし、困難なことにぶつかっても堂々と立ち向かおうとするでしょう。そういうところが、あなたの良さでもあり、魅力でもありそうです。自信満々な雰囲気を出してしまうのは、デメリットが多そうです。しかしそれでも、あなたのその堂々としたところが、あなたらしさでもありそうです。
2.糸電話に見えた人は「自信家度40%」
図形が糸電話に見えた人は、「自信家度が40%」とやや低めかもしれません。あなたはそれほど自分に自信がある人ではないのではないでしょうか。ごく普通で、特別な何かを持っているわけではないと感じているでしょう。多少自分のことを低めに評価しやすいところがあり、謙虚すぎる傾向があるのではないでしょうか。
このタイプの人は、控え目で穏やかな人でしょう。自己主張はあまりしませんし、自己アピールも控え目ではないでしょうか。前に出ることを好まず、目立たないようにしがちかもしれません。自分に自信があって、堂々とした振る舞いができる人のことを素直にすごいと思う謙虚さがありそうです。
自分に自信があるわけではないため、意見がぶつかると、相手の意見に寄せてしまうことが多そうです。自分は間違っているかもしれないと思うことが多いのではないでしょうか。しかし、まったく自信がないわけではないため、自信がある部分に関しては少し強気に出られることもあるでしょう。
3.ヌンチャクに見えた人は「自信家度60%」
図形がヌンチャクに見えた人は、「自信家度が60%」とやや高めかもしれません。あなたは自分にそれなりの自信を持っている人ではないでしょうか。特別な人だとは思っていませんが、大抵のことはそれなりにできると感じてはいるようです。また、あなた自身、ダメなところやできないところもあることはわかっているのではないでしょうか。
このタイプの人は、自己肯定感が高く自分のことをよく理解できている人でしょう。長所や短所、得意なことと苦手なことなどきちんとわかっていますし、認めることができているでしょう。そのため、堂々とした振る舞いはしますが、一方で自分の失敗話を笑ってしたり、自信がないところは「それは自信がない」と素直に言えたりするようです。
自然体で、自分を飾らず、ありのままいることができているのではないでしょうか。特に謙虚になることはなく、褒められたら「ありがとう」と喜びますし、自分の自信のあるところは積極的にアピールしたりもしていそうです。あっけらかんと話すため、嫌味がなく、好かれやすい人なのではないでしょうか。
4.縄跳びに見えた人は「自信家度20%」
図形が縄跳びに見えた人は、「自信家度が20%」とかなり低めかもしれません。あなたは自分に自信がなく、かなり奥ゆかしく生きているのではないでしょうか。自分にはアピールするような取り柄もないと思い込んでしまっているようです。周りが褒めてくれても、大したことがないと謙遜しがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、自分を低く見積り、隠れるようにしている人でしょう。意見がぶつかったら、すぐに自分の意見を引っ込め「なんでもない」と言ってしまいがちかもしれません。自分が正しいという自信もなく、常に間違っているのではないかと自分を疑っているのではないでしょうか。
オドオドしてしまいがちですので、周りにも気が弱そうとか自信がなさそうというイメージを与えてしまっていそうです。あなたはもう少し自分のことをきちんと評価する必要があるのではないでしょうか。人並みにできることも長所もありますが、あなた自身がそれを認めてあげていないようです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。