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「さっきビデオ屋で借りてきた」 ケースの“正体”に6万人が驚愕「高揚感がでる」<手作りにまつわるエピソード2選>

  • 2025.1.4

欲しいものが何でもすぐ手に入る便利な時代ですが、「手作り」には自分の理想を形にできるという特別な魅力がありますよね。

そこで、今回はX(旧Twitter)に投稿され大きな話題を呼んだ、<手作りにまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、「さっきビデオ屋で借りてきた」ケースの正体に6万人が驚き!

2024年10月、なるみ(@nal_333)さんが自作した「高揚感が出るiPadケース」をX(旧Twitter)に投稿したところ、6.3万いいねが集まり(2024年12月26日時点)、「天才」「こういうの作れる人になりたい」などと大きな話題になりました。

いったい、なるみさんはどのようなiPadケースを作成したのでしょうか?

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します

なるみ(@nal_333)2024年10月27日

サブスクで映画観るのって手軽だけどちょっと味気なくて気分が乗らないから、「さっきビデオ屋で借りてきた」みたいな高揚感が出るiPadケースを作った
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出典:なるみ(@nal_333)さん

これはとても懐かしい…!レンタルビデオショップを利用したことのある方は、きっとテンションが上がったことでしょう。お店の中にズラリと並んでいた、レンタルDVDと瓜二つですよね。

とてもクオリティが高いですが、なるみさんはどのようにしてこちらのiPadケースを作成したのでしょうか?

なるみさんに詳しくお話を伺ったところ、「レンタルビデオ風のラベルを自作し、DAISOにあった書類ケースに貼り付けて制作しました」とのこと。

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出典:なるみ(@nal_333)さん

こだわったポイントについては、「レンタルビデオっぽい雰囲気を出せるように工夫をしました。透明のケースだけじゃなく、それを入れるための黒いケースも作ることで結構それっぽさが増して嬉しかったです。ケースを開けたときに『これから自分は映画を観るんだ』という気持ちがいつもより増した気がしました」とのことでした。

こちらの投稿には、「懐かしい」という声やレンタルビデオショップにまつわる思い出のエピソードが寄せられていましたよ。

普段はサブスクリプションを利用している方も、たまにはレンタルビデオショップに足を運んでみてはいかがでしょうか?もしかしたら、今までと少し違った気分で映像作品を楽しめるかもしれませんよ?

2、バーコードをピッ!自作のラーメンタイマーに「天才の所業!」の声

2024年7月、れいたろう(@reitaroulab)さんが、ご自身の発明した「画期的なラーメンタイマー」についてX(旧Twitter)上に投稿したところ、「天才の所業!」「かっけぇ!」などのコメントと2万いいね(2024/12/26時点)が集まりました。

れいたろうさんの作ったラーメンタイマーとは、いったいどんなものだったのでしょうか?

れいたろう(@reitaroulab)2024年7月7日

バーコードをピッでしたら自動で待ち時間を設定してくれるラーメンタイマーです
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出典:れいたろう(@reitaroulab)さん

なんと、商品のバーコードを読み取ると自動で待ち時間を設定してくれるラーメンタイマー!

一般的なカップ麺のバーコードと待ち時間が登録されているため、商品ごとに異なる待ち時間が表示されるのです。これで「待ち時間を1分勘違いしてしまった」というミスもなくなりますね!

昭和レトロな雰囲気のビジュアルもカッコいい! 50年ほど前に主流だった「ニキシー管」という表示装置で数字を表している点も大変お洒落です。

れいたろうさんにこちらを作ろうと思ったきっかけを伺ったところ、「作ろうと思ったきっかけは、名古屋に旅行に行ったときに大須のジャンク屋でバーコードリーダーを衝動買いしたことです」とのこと。

制作期間は、「構想から完成までは1年ほどかかりました。構想から試作までは順調でしたが、メインで処理を行うマイコンとバーコードリーダーとの通信の部分が難しく、しばらくの間は他のものを作っていました。コミックマーケットでラーメンタイマーの本を出そうと考えたときに制作を再開し、締め切りギリギリになんとかラーメンタイマーと本を完成させることができました」とのことです。

またこちらを展示した時の反応はというと、「一見すると何をするデバイスなのか分からない方が多かったのですが、実際にバーコードをスキャンして時間をセットするまでを実演すると、皆さん面白がってくれました『アイデアがすごい!』と褒めていただくことが多かったほか、『技術の無駄遣いだ!(褒め言葉)』との反応も多かったです。ニキシー管を初めて見る方が多く、そこにも興味を持ってくれることが多かったです。コアな方では、キーボード部分に使用したスイッチに興味を持ってくれたり、技術者の方とは内部の回路設計についてお話することもありました」とのことでした。

こちらの投稿には、タイマーの数字を表示する部分にニキシー管が使われていることに感動した技術系ユーザーから、たくさんのコメントが寄せられていました。商品ごとに異なる時間が表示されることに対する賞賛の声も。また、「売っていたら買いたい!」といった意見もありました。

これからもれいたろうさんが発表する遊び心満載のアイテムから目が離せません!

自分の理想のものを作りたくなる!

今回は、「高揚感が出るiPadケース」、「画期的なラーメンタイマー」といった<手作りにまつわるエピソード2選>を紹介しました。

既製品にも素晴らしいものはたくさんありますが、「もう少し〇〇だったら完璧なのに!」と思った経験、きっとありますよね。

そんなとき、素敵な手作りアイテムの投稿を見ていると、自分の理想のものを自分の手で作ってみたいという気持ちが湧いてきますね。



取材協力:なるみ(@nal_333)さん、れいたろう(@reitaroulab)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です