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意外に間違える人が多いかも…?「11÷7」→概数で答えて!

  • 2024.12.28
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小学校では大きく分けて、足し算、引き算、掛け算、割り算の四種類の計算方法を習ったと思います。その中でも難しい計算といったら、割り算に手を挙げる人は多いのではないでしょうか。

割り算は、割り切れない場合にどう答えるべきか分かりにくいという難点がありますよね。特に、「小数第◯位までの概数」というキーワードが分かりにくいかもしれません。

しっかり見直して、苦手意識を払拭していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。ただし、割り切れない場合は小数第三位までの概数で答えなさい。
11÷7

今回の割り算は割り切ることができませんので、概数で答えましょう。

解説

この問題の答えは「1.571」です。まずは、割り切れない割り算を計算していきましょう。

ここは筆算で計算します。すると、1.57142…と無限に続くことが分かります。

今回の問題の肝心なポイントはここからです。

割り切れないので、小数第三位までの概数にしなければなりません。ここで、答えの形をイメージする必要があります。小数第三位までなので、「○.○○○」の形に収めるということですね。この場合に、小数第何位を四捨五入するかというのがポイントですね。

<四捨五入する位置の決め方>
・答えなければいけない桁数を確認する
・その桁数の一つ下の桁の数を四捨五入する

このポイントの通りにいくと、小数第四位を四捨五入すると指定された形で答えることができそうですね。

「11÷7」の結果は1.57142…ですから、小数第四位の4を四捨五入するべきですね。よって、1.571となります。

ちなみに、四捨五入とは0〜4までの数は切り捨て、5〜9までの数は切り上げるという概数を表す方法でしたね。

まとめ

概数で答える必要がある場合は、ほとんどの問題で桁数を指定されます。完成系の桁数をイメージして、どの桁を四捨五入すればよいか考えてから計算してみてくださいね。

当メディアでは、他にも概数に関するさまざまな問題を出題しています。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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