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意外に間違える人が多いかも…?「13/5−0.3×6」→正しく計算できる?

  • 2024.12.17
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今回の問題は大きく分類すると引き算の問題です。

ただ、分数と小数が含まれているという点では少し複雑かもしれません。

今回は分数を小数に、小数を分数に直す二通りの方法で解いていきたいと思います。

皆さんにとって解きやすい方法はどちらなのかを考えてみてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
13/5−0.3×6

分数と小数のどちらで答えるのがより簡単でしょうか。

解説

この問題の答えは「0.8もしくは4/5」です。実際、この二つの値は同じであるはずです。

まず、小数で答える方法で解いてみます。そのためには分数を小数に直す必要がありますね。

分数を小数に直す方法
・分子÷分母を計算する。

割り算をたった一回計算するだけで変形が完了します。

13/5
=13÷5
=2.6

とすることが出来ます。0.3×6‎=1.8であることに注意すると

13/5−0.3×6
=2.6−1.8
=0.8

と計算することが出来ました。

次に分数での解答方法です。まずは小数を分数に直さなければなりませんね。

小数を分数に直す方法
・まず小数点以下の桁数を数え.以下のように分母を作る。小数点以下の桁数が
一桁→◯/10
二桁→◯/100
三桁→◯/1000…と桁数が一つ増えたら分母の0を一つ増やす。
・分子は、もとの小数から小数点を除いた数にする。ただし、0.23や0.145などは0を省略して分子として23や145を使用する。
・最後に約分できるなら約分する。

実際に、0.3×6=1.8を分数に直してみましょう。

小数点以下の桁数は一桁なので、分母は10です。分子には18を使用すると良いですね。この時点では18/10となりますが、約分して9/5になりました。これをまとめて計算してみましょう。

13/5−0.3×6
=13/5−1.8
=13/5−9/5
=4/5

ちなみに、答えの0.8と4/5もそれぞれを分数や小数に直すと同じ値であることが確認できます。

まとめ

皆さんはどちらの方が解きやすかったですか?解き方は人それぞれですので、自分なりの方法を見つけてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。