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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「2/5×4+1」→30秒でチャレンジ

  • 2024.12.21
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小学生の頃に習った分数ですが、大人になってから見てみると「あれ?どうやって計算するんだっけ?」という気持ちになってしまった人もいるかもしれませんね。ですが、一度習ったことなので、少し思い出すことができれば簡単に計算できて楽しく感じるかもしれません。

今回の問題にチャレンジして、算数の楽しさをぜひ思い出してください。

問題

次の計算をしなさい。
2/5×4+1

分数の掛け算がこの問題の核ですね。

解説

この問題の答えは「13/5」です。「分数×整数」の掛け算の計算方法から復習しましょう。

<分数と整数の掛け算>
・分母はそのまま
・分子と整数を掛ける
・約分できる場合は約分する

これを見て、やり方をばっちり思い出した方もいるのではないでしょうか。

しかし、分母はそのままであることに違和感を感じてしまうかもしれません。その場合は、ピザをイメージしてみてください。例えば、三等分されたピザがあるとします。このピザ一切れ分は1/3と表すことができますね。

では、二切れ分はというと1/(3×2)で求められそうですが、実際のところは三等分したうちの二つ分なので2/3であることが分かりますね。

もしも分母の3にも2を掛けてしまうと分母が6になるので、はじめにイメージしてたピザとは異なる大きさになってしまいます。そのため、分子にだけ整数を掛けていきます。

さて、問題に戻りましょう。まずは掛け算からですね。

  2/5×4
=8/5

分子にだけ整数を掛けるように注意しましょう。

では、残りの足し算ですが、分数と整数の足し算なのでそのままでは計算できません。

そこで、整数を分数に変形する必要がありますね。1を分母が5の分数として表すと5/5になります。8/5と分母が揃っているので、あとは分子どうしのみ足し算をしましょう。

  2/5×4+1
=8/5+5/5
=13/5

これで答えを出すことができました。

まとめ

分数の計算は式だけ見ると難しく感じる人もいるかもしれませんが、ピザなどの具体的なものでイメージをすると理解しやすくなりますね。

当メディアではこの他にも類似問題を出題していますので、ぜひチャレンジしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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