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玉森裕太“海里”と倉悠貴“悟”の回想シーンがかわいいのにつらくて涙<あのクズを殴ってやりたいんだ>

  • 2024.12.6
仲がよかったころが泣ける海里(玉森裕太)と悟(倉悠貴) (C)TBS
仲がよかったころが泣ける海里(玉森裕太)と悟(倉悠貴) (C)TBS

【写真】海里(玉森裕太)が慕っていたボクサーの大地(大東駿介)

奈緒が主演、Kis-My-Ft2・玉森裕太が共演する火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第9話が12月3日に放送された。ついに悟(倉悠貴)の正体を知った海里。海里にとってつらい事実は、挟み込まれた2人の回想シーンがいっそう際立たせた。(以下、ネタバレを含みます)

完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー

同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。

奈緒は、真面目で真っすぐな性格を持つ市役所勤めをする29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の男、葛谷海里を演じる。

海里に正体を明かした悟の脳裏に浮かぶもの…

海里の同居人で、カメラのアシスタントもしていた悟は、かつて海里と対戦したボクシングの試合中の事故で亡くなった大地(大東駿介)の弟だった。

海里も大地を本当の兄のように慕っていたため、ショックから“クズ”な生活を送るようになっていた。その姿をそばで見ていた悟だが、ほこ美との出会いで前に進むのが許せず、ほこ美にその恨みを向けてしまうことにもなった。

ただそれを打ち明ける悟の脳裏には、海里と過ごした日々が蘇っていた。アイスクリームを一緒に食べたり、テレビゲームで対戦したり、冗談を言い合ったり。でも、ふと街でボクシングのポスターを見つめる海里や、カメラマンとして忙しそうにする姿には複雑な表情だった。

楽しくてかわいい表情いっぱいの回想シーン

一方、悟から大地の弟だと明かされて帰宅した海里も、悟との暮らしを思い返す。顔中に洗濯ばさみをつけて笑いあったとき、寝ていてふと目を開けた先に同じように寝ている悟の姿を見つめたとき。

海里との回想シーンにあった悟の笑顔はうそだったのだろうか。そうとは思えない屈託のない笑顔で、楽しそうに見えた。海里が大地を兄と慕ったように、悟もどこかで海里を兄と思うときはなかったのだろうか。

回想シーンの2人が楽しそうであればあるほど、そこに隠されていた関係性を考えると切なかった。視聴者からは「仲の良かった頃の回想が悲しすぎる」「回想シーンの2人が楽しそうなのがよけいつらかった」「めっちゃ泣けた」といった声が上がった。

次回、12月10日(火)の放送が最終回。ほこ美と海里の恋の行方と共に、海里と悟の関係にも注目したいと思う。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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