悪事がバレたママ、仕事はクビ、さらに離婚危機？夫の言葉に思わず涙がこぼれて＜ママ友と働いたら＞

大手製造会社の人事部でパート事務員として働く春野ハルさん。保育園での交友関係は良好でしたが、ママ友・フユミさんに同じ職場を紹介したことで関係が崩壊。正社員登用されたハルさんに嫉妬してか、フユミさんがハルさんについてのデマを吹聴。保育園のママ友たちにも「ハルさんから職場で嫌がらせをされている」と嘘を話していることが発覚します。

ハルさんはもう会社を辞めようと考えますが、実は同僚や上司たちはハルさんを信じており、むしろフユミさんの人間性を疑問視していることを知ります。誤解がとけたハルさんは同僚のあたたかさに励まされるのでした。

一方、周囲を操ってハルさんを辞めさせようと画策していたフユミさんは、悪事がすべて露見し、部長から雇用契約の打ち切りを宣告されます。

言い訳ができなくなったフユミさんは「私を辞めさせたことを後悔させてやる！」と会社を出てすぐに、労働基準監督署へ駆け込みます。

しかし、要領を得ないフユミさんの訴えに、対応した女性職員は困惑するばかり。
さらには、男性職員に得意の泣き落としを使いますが、「時間がもったいないので早く要件を」とあっさりとかわされてしまい、逆ギレします。

フユミさんは憤ったまま帰路につきますが……？

ママ友が隠していた秘密

フユミさんが自宅マンションの前で出会ったのは、夫の冬彦。
フユミさんはイライラした気持ちのままに、夫へ生活費が足りないと不満をぶつけることで解消しようとしますが、反論されてしまい撃沈。

「どうせ美容代に全部使ったんだろ？ お前のそういう所マジうんざり」
冬彦に辛辣な言葉を浴びせられたフユミさんは、なにもかもうまくいかない自分の状況に、思わず涙がこぼれてしまったのでした。

職を失うばかりか、実は夫から離婚を切り出されていたフユミさん。
もしかしたら、これまでハルさんにつらく当たっていたのは、今の自分の状況とハルさんの順調とも思える生活を対比させ、うらやましく妬ましい気持ちがあったからかもしれませんね。

そうはいっても、相手を嘘で貶めて苦しめることが正当化されるわけではありません。フユミさんには今までの行いを反省し、前に進んでもらいたいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター つきママ

ベビーカレンダー編集部