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『10年間これ食べて体型維持してきた』という本格フレンチ「キャロットラぺ」作ろう!寝かすほど美味い♡

  • 2024.12.6

冷蔵庫にあると何かと便利な常備菜。今回は星付きレストランの元総料理長でもある“ジョージ“さんこと「吉田シェフ」が教える「キャロットラぺ」に挑戦。フランスのクラシックな野菜料理のひとつであるキャロットラペは、どのビストロにも必ずあると言ってもいいほどなんだとか。そんなフレンチの定番も、吉田シェフのレシピなら品数少なめで手軽に出来るんです。これを知ったら、もうデパ地下まで行かなくていいかも。


フレンチシェフが、本格お味の簡単レシピを配信!

星付きレストランの元総料理長であり、現在も現役のシェフである「ジョージ」さんこと「吉田 能シェフ」。YouTuberや料理本の執筆、メディア出演など大活躍中の方なんです。今回は、そんなシェフのYouTubeチャンネル『George ジョージ』から、「キャロットラペ」に挑戦。おいしいだけではなく、吉田シェフは「これ食べて10年間体型が変わらない人生でした」と言っており、体調がすぐれない時にも頼りにしている一品なのだとか。さっそくレシピをチェックしていきましょう。

フランスの常備菜「キャロットラぺ」を作ろう!



【材料】(作りやすい量)
にんじん…2本
白ワインビネガー…20ml(※酢でも代用可)
オリーブオイル…70ml
オレンジジュース…90ml(※今回はみかん果汁のジュースを使用)
塩…適量
白こしょう…適量

(あれば)
セルフィーユ(チャービル)…適量

【作り方】
1. にんじんの皮を剥いたらスライサーで薄くスライスし、縦に千切りにしていく。



手を切らないように注意!スライサーがない場合はピーラーでやってもOK。細かく千切りすれば漬け込んだ際にしっかりと味が染み込むそう。大変なのはここだけ!がんばりましょう!

2. ボウルに1、塩を加えしっかりと揉み込み置いておく。



動画では塩は2、3つまみ加えているように見えたので同量にしました。この工程でしっかりとにんじんの水分を引き出します。味がぼやけないために、何よりも大事なポイントとのこと!揉み込む程度は特に言及がありませんでしたが全体がなじんでしんなりとしているようでした。


3. 別のボウルにオレンジジュース、白ワインビネガー、オリーブオイルを入れ泡立て器で軽く混ぜ、塩、白こしょうを加え、さらに混ぜ合わせてドレッシングを作る。



塩はひとつまみほど、白こしょうはミルで15回ほど削り入れていました。応用レシピとして、ここでクミンパウダーを入れ、にんじんにはレーズンを混ぜ合わせてもおいしいとのこと。想像するだけでおいしそう。

4. 5分程度置いておいた2の水分を絞り、出てきた汁を3のドレッシングに加え混ぜ合わせたら味を確認する。必要であれば適宜塩で味の調整をする。



シェフは塩を少し足していたので、ここでも同様に少々プラス。

5. 4で水分を絞ったにんじんに4のドレッシングをかけ、しっかりと絡めたら、落としラップ、さらにボウルにラップをかけたら冷蔵庫に入れて、漬け込んでいく。



千切りが細すぎると、液体がにんじんの中に入り込みづらいので、意識して全体に絡めましょう。この際にも味見をして、足りないようであれば塩、白こしょうで味を調整。シェフは塩ひとつまみほど、白こしょうを10削りほど追加していました。

漬け込み時間は最低30分。寝かせるほどになんともいえない深みのある味になっていくそうですよ。

6. お好みの程度まで漬け込んだらお皿に盛り付け、お好みでセルフィーユを添えて、最後に汁を回しかけたら完成。



つけ汁もおいしいので、しっかりと回しかけると◎。

甘酸っぱいつけ汁がにんじんのおいしさを際立たせている!



最低30分とのことでしたが、約1日弱つけてみました。にんじんの鮮やかなオレンジ色にセルフィーユが映えてとてもきれい♪実は、塩につけたにんじんを軽くつまみ食いした際、なかなかしょっぱいと感じたので失敗していないか少しドキドキ。パスタのようにフォークでクルクルと巻いていただきます!ひと口目で心配は杞憂に終わったと確信。甘くて酸っぱいつけ汁のほんのりみかんオリーブオイルの風味が、にんじんの味を引き立てています。しっかり細切りしたにんじんの、軽いポリポリ感もクセになりそう。セルフィーユも、ないとあるとでは結構違い、少量でも加えることで本格的な味わいに変わるから面白いですね!

日を重ねるごとに増す味わい深さに驚き



動画で吉田シェフが言っていた「寝かせるほどになんともいえない深みのある味になっていく」という言葉が気になったので、2日目、3日目と分けて食べてみました。「味がしっかり染みていくだけでは?」と予想した自分を反省し、想像以上のおいしい変化に驚き。味がなじむのはもちろん、全体的に味わい深くなっていくんです。つけ汁と一緒にたっぷりのレタスに添えて食べても最高でした。この驚きと喜び、ぜひみなさんも味わってみてください!

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