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「待って、黒すぎる…!」帝王切開で見た衝撃の光景。子宮を切ったら見えてきた真っ黒なものとは!?

  • 2024.12.8

不妊治療を始めたときからあった子宮筋腫がどんどん大きくなり、医師から手術をすすめられました。手術をしたら避妊期間を半年とらないといけないため、早く妊娠したい私は手術しない選択をしました。しかし、1年ほど経っても妊娠せず、子宮筋腫は12cmほどに成長してしまいました。そこで、セカンドオピニオンを求め、別の不妊治療専門のクリニックを受診しました。そして、子宮筋腫をとる手術をしたほうが妊娠しやすくなると先生から言われ、手術を決意。手術をしてから2年後、体外受精にてようやく第1子を授かりました。そんな私の出産は、病院の方たちからちょっと珍しがられるものとなりました……。

出産は予定帝王切開

手術歴があるので、出産は予定帝王切開。経腟分娩もしたかったなとの思いはあるものの、安全に出産したいため、産院からの提案(予定帝王切開)に納得した私。妊婦健診では、胎盤を見たいということを伝えていました。

そして予定帝王切開前日に入院。入院すると、手術室の看護師さんが手術の流れや注意事項を説明しに来ました。そこで帝王切開の様子をモニターで見たいと伝えたところ、検討してくれることに。

いざ、出産当日!

いざ、手術当日。手術室で背中から麻酔をしたところ、腰の違和感と、自分の体を動かせないことへの恐怖でパニックになってしまいました。

「どうしよう、怖い。手術できない」と思っていましたが、自分の様子がモニターに映ったところでだんだん落ち着きを取り戻せたのです。

そしていざ開腹! おなかを切る瞬間も医師と話していた私。すると、子宮を切って、卵膜が見えたところでなんだか黒々としたものが……!

笑いながらの出産

何かと思っていたら、なんとわが子の頭でした! ビックリするくらい黒々としていて「え? 頭? 髪の毛すごーい!」と、医師や助産師さん、手術室にいるスタッフと私で笑ってしまいました。

赤ちゃんが生まれて私が最初に発した言葉は「めちゃくちゃ髪の毛多い」でした。こんなフサフサな娘が生まれてくるとは思ってもおらず、笑いながらの出産となりました。

現在、育児奮闘中

出産は十人十色と言いますが、医師や助産師さんから「手術中にモニターを見たいと言った人も、こんなに笑いながら出産した人も初めてだ」と言われました。

そんな笑いながらの出産でしたが、現在、育児奮闘中。たくさん笑って、落ち込んだりしながらも育児を楽しんでいます。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:佐藤花/30代女性・主婦。2022年1月生まれの女の子のママ。4年間の不妊治療の末30代で出産。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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