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<バントマン>鈴木伸之“大翔”、契約を切られそうになる佐野史郎“茂上”にかつての自身の姿を投影する

  • 2024.12.6
「バントマン」第9話が12月7日(土)に放送される (C)東海テレビ FOD
「バントマン」第9話が12月7日(土)に放送される (C)東海テレビ FOD

【写真】茂上(佐野史郎)にバットを差し出す大翔(鈴木伸之)

鈴木伸之が主演を務めるドラマ「バントマン」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第9話が12月7日(土)に放送される。

オリジナルで描く“スポーツ・エンターテインメントドラマ”

本作は、土ドラ初の“スポーツ・エンターテインメントドラマ”で、中日ドラゴンズの全面協力で実現。ドラゴンズが連続ドラマとタッグを組むのも初であり、“初めてづくし”の作品となっている。

主人公は、ドラゴンズのホームランバッターとして活躍するも、やがて戦力外通告を受けてしまった元プロ野球選手・柳澤大翔。演じるのは、自身も中学生まで地元のクラブチームで4番バッターとして活躍した鈴木。誰かのスコアボードに幸せという名の得点を刻む」を信念に、犠牲を払って周囲をサポートする陰のヒーロー“バントマン”にスポットを当てている。

戦力外通告を受けた大翔を待っていたのはプロの球団ではなく一般企業。送りバントのように誰かのためにチャンスを提供する「バントマンになれ」という指示を受ける。子どものころからヒーローとして花道を歩んできた生粋のホームランバッターが、これまでの生き方とは真逆の地味な“バントマンの道”を歩むことができるのかを、野球哲学を交えてオリジナルストーリーで描く。

「バントマン」第9話あらすじ

第9話は――

イニングナイングループ社長・櫻田(坂東彌十郎)の秘書を務める末松(福田ユミ)が、ある日バントマンの作戦室にやって来る。櫻田のドライバーである茂上(佐野史郎)が、縁石に車をぶつけるといった接触事故を何度か起こしたというのだ。

櫻田の身を案じ、大きな事故を起こす前に契約を打ち切りたいと相談する末松。しかし自らもドラゴンズとの契約を打ち切られた経験がある大翔は気が乗らない。さらにバントマンたちが調査を進めると、茂上には意外な過去が隠されていたことが分かるのだった。

――という物語が描かれる。

「犠牲になることで誰かが幸せになるから送りバントをするんです」

公式ホームページなどで公開されている予告動画では、イニングナイングループSBO部(秘密の福利厚生組織)のバントマンたちを束ねるヘッド・根鈴華(倉科カナ)が、「今回のターゲットは櫻田社長です」と告げるシーンから始まる。

そして次のシーンでは、茂上が車を運転する姿に「社長に危害を与える恐れがあるからです」という言葉が重なる。

そんな中、大翔は「自分はまだまだやれる。体だって動くのに…って俺も同じこと、半年前に思ってたから」と、契約を打ち切られたときの辛い気持ちを根鈴に向かって吐露。今まさに契約を打ち切られそうになっている茂上に自身の姿をどうしても重ね合わせてしまうようだ。

動画では「犠牲になることで誰かが幸せになるから送りバントをするんです」という言葉や、「バントをそんな卑怯なやり方の道具に使うんじゃない!」と激昂する横田の姿も。“バントマン”としてのプライド、野球そして人生への愛が、予告映像から見え隠れする。

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