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【MLB】ヤンキース、ソトを逃した場合の補強プランが超豪華 大物左腕フリードとトップ遊撃手アダメスのダブル獲りに照準か

  • 2024.12.6
ウィリー・アダメス(C)Getty Images
SPREAD : ウィリー・アダメス(C)Getty Images

ヤンキースはフリーエージェント(FA)となったフアン・ソト外野手との再契約に失敗した場合に備え、FA市場に出ているビッグネームの確保に動き出している模様だ。米複数メディアによると、チームは今週に入りマックス・フリード投手とオンラインで交渉したほか、トップ遊撃手であるウィリー・アダメス内野手にも関心を示しているという。

■「ヤ軍を気に入ったようだ」

今オフのFA市場では、ソトを逃した場合の補強策を「プランB」と呼び、すっかり定着している。
ソトの古巣にあたるヤンキースも「プランB」を発動。今週に入り、ブレーブスからFAとなった左腕マックス・フリード投手とリモートで面談を行ったという。また、先月にはオリオールズからFAになったコービン・バーンズ投手とも会談しており、ソト資金が浮いた場合、エースのゲリット・コール投手とともにローテーションの軸となる先発候補に目を向けていることが判明しつつある。
今回オンラインで交渉を行ったフリードは今季29試合に先発。174回1/3を投げて11勝10敗、防御率3.25、166奪三振をマークした。メジャー通算では73勝36敗、防御率3.07となっており、オールスターゲームにも2回出場した実績十分の左腕だ。
ヤンキース戦の実況を担当するアナウンサー、マイケル・ケイ氏によると、交渉は90分間に渡って行われ、同氏は「フリードはヤンキースのことをかなり気に入ったようだ。後日改めてミーティングが実施される」と伝えた。

■三塁へのコンバートが有力

ソト獲得に成功した場合、うれしい反面、球団の補強資金は、ほぼ底をつく。しかし、ソト獲得に失敗した場合、その資金を使ってハイエンドの投手も野手も獲得可能となる。そして、「プランB」に含まれているもう1人のビッグネームは、ブルワーズからFAになったアダメスと言われている。
アダメスは今季161試合に出場し、32本塁打、112打点というキャリア最高の成績を残し、FA市場におけるトップ遊撃手となっている。ただ、本人は遊撃手にこだわらない姿勢も見せており、ヤンキースに加入した場合、アンソニー・ボルピー内野手が今季と同じく遊撃に入り、アダメスは三塁へ。今季三塁を守っていたジャズ・チザムJr.内野手が、FAになったグレイバー・トーレス内野手に代わって二塁を守る可能性が高い。
ソトとの再契約に全力を傾けているヤンキースだが、フリードやアダメスを加えた「プランB」も悪くないように映るが、果たしてどうなる。ソトの決断とともに、ヤンキースの補強策にも注目が集まっている。

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